パリの街を描く~大森良三展 開催~【大網白里市】

【写真】「クリニャンクールの蚤の市」10号・油彩画

 

 大網白里市在住の画家・大森良三さんの展示会が、1/11(木)~16(火)、ギヤラリー大里(大網白里市みやこ野・大里綜合管理㈱内)で開催される。ギャラリーに常設されている大作100号の作品をはじめ、大小の油彩画とスケッチ、約40点が展示される予定だ。

 大森さんは岩手県久慈市出身。高校を卒業してから絵を学び、30代前半にサラリーマンを辞め、画家の道に入った。師事していたフォービズム(野獣派)の巨匠、故里見勝蔵さんの勧めで、毎年数カ月パリに滞在して絵を描くようになり、異国情緒溢れる町並みや店先の風情、そこで思い思いに過ごす人々を描いている。内閣総理大臣賞、国際芸術文化賞、ル・サロン(仏)の入選など国内外を問わない受賞歴をもち、2007年および2017年にはパリの市庁舎などで企画展も開催。故郷の久慈市では、文化功労者に選出されている。

 今回の展示会はコロナ禍以来、4年ぶりに訪れた春のパリで描いたスケッチに、油彩画の新作が多数。「閉塞感を乗り越え、新たに元気を取り戻した人々の明るさと逞しさを表現しようと思いました」と話す大森さん。ぜひご覧ください。

 

●大森良三展 1/11(木)~16(火)

10~17時、最終日16時

ギヤラリー大里(大網白里市みやこ野2の3の1・大里綜合管理㈱内)

入場無料

Tel.080・3401・7778

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