会ってみたいな、自分が生み出す不思議ないきもの

 千葉県立中央博物館分館の海の博物館で、昨年11月と12月にかけて4回開催されたのはワークショップ『新聞紙で海の不思議ないきものを作ろう』。最終的に訪れたのは全17名(大人11、子ども6)。並行して開催された『海のアート展』で作品を制作した作家の木暮奈津子さんが講師を務め、「とにかく楽しんでもらえたら。最初は難しいですが、慣れるととても楽しく制作できます」と話した。
 「イソギンチャクの間に魚を入れたい」、「家でスケッチしてきました」と意気込む参加者たちは、まず頭の中で作品をイメージ。紙に生き物の姿を描くと、木暮さんが順次チェックしていく。どんな風にするかアドバイスをもらい、いざ新聞紙を丸めて大まかな形を成形。さらに新聞紙を細かく千切り、糊で細かい部分を修正していく。そして、新聞の字が写らないようにする液体『ジェッソ』を全体に塗り、ドライヤーで乾かす。最後に好きな色を塗り、目や口を貼りつけて完成だ。
 「皺も作品の味になりますが絵具が塗りにくいかもしれませんね」の声に、参加者たちは頷きながら夢中で手を動かしていく。勝浦市内から友達と参加した小2の女児は、「楽しかったです。またやりたい!」と満足そう。細かい部分に熱が入ってしまうのは、やはり大人たち。「部屋に飾るだけでなく、外の色んな場所において写真を撮ると面白いよ」と同館の職員も続けた。水色、ピンク、赤、緑。想像を超える生き物たちが、冬の博物館を笑顔で温めていた。

問合せ 海の博物館
TEL 0470・76・1133

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