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好奇心の行方 松山知子

 子どもと一緒にいて、それまで見過ごしていたようなことに、「わー、すごい!何これ?」とか「どうして?」と驚いたり、感心したりすることって結構ありませんか? 水遊びの時の虹、シャボン玉の不思議な色、生き物、空の変化、「そういえば不思議だな」と思う様々なこと。子どもの行動ペースに合わせたから気づくことや、一緒だからこそ体験出来ること、子どもが教えてくれること…。
 育児って、実は大人にとって「好奇心の再発見」であり、「小さな感動体験」があちこちにちりばめられた宝の山を巡る旅なのかもしれません。「なぜなに」のお年頃は厄介だけど、一緒に調べると面白いことも沢山あって、子供そっちのけで親が夢中になったり、世界が広がったり、ということもあります。 理系の教室を主人と運営しているのですが、「私が受けたい位です」と言う保護者の方が結構います。子供を通して好奇心が刺激されるのと、大人になったからこそ分かる「学びの面白さ」を再体験したい、ということではないかしらと思います。
 絵本もドキドキワクワク、好奇心の宝庫で、子どもの頃に読んだ絵本との再会は懐かしく嬉しいし、子どもが好きになってくれれば、嬉しさ倍増です。最近は科学絵本が充実していて、ものの色々な見方、捉え方を考えるきっかけとなるものも多々あります。 とはいえ、正直、面倒だなと思うタイミングでの「お母さん、見て見て」攻撃や、「絵本読んで」攻撃には参ることもしばしばです。けれど、こういう時期も実はあっという間だということを1人目育児で実感しているので、今をなるべく楽しまねば!という、「もったいながり」のような部分もあります。今の経験が、今後に活きるといいなという思いもありつつ。ともあれ、子どもと一緒に、色々なことを体験して、好奇心を共有したい。そうすれば、きっともっと、ずっと楽しい。そんなことを考えている今日この頃です。

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