手話ダンスで身も心もハッピーに
- 2013/8/16
- 市原版
手話ダンスで身も心もハッピーに
お揃いの赤いTシャツで楽しそうに踊るのはサークル『手話ダンスもみじ』の皆さん。日本手話ダンスクラブ指導員である彦坂昭子さん(78)を講師に国分寺公民館で毎月第1・3水曜日に活動している。30年ほど前に、聴覚障がいの人にも歌や踊りを楽しんでもらえるようにと川崎市在住の西沢祐さんが考案したのが手話ダンス。
メロディと歌詞を覚えてから歌詞に合わせて振り付けた手話を練習し、足でステップを踏み、さらに顔や動きに表情をつける。『小さな世界』、『四季の歌』、『花は咲く』など曲のジャンルは様々。彦坂さんは西沢さんに師事し、きちんとした手話としなやかな手つき、きれいに見える動きにこだわった指導を行っている。10名のメンバーは健常者ばかりだが、耳が不自由な人はボディタッチなどによる合図で拍子をとるところから始め、身体でリズムが刻めるようになるという。
年に数回ある発表会に向けて、和気あいあいと練習に励む皆さん。笑いの絶えない明るい雰囲気が『手話ダンスもみじ』のいいところ。「心が豊かになって、優しい気持ちになれますよ」と彦坂さん。メンバーの女性は「いつまでも若くいられますよ。一緒に踊って下さるメンバーを募集中です。是非、耳が不自由な方に参加してほしいです」と話す。
問合せ 中野しずえさん
TEL 0436・43・0785