趣味の作品を地域で展示

 市内、旧青葉台郵便局跡にある『青葉台ふれあいサロン』では2月28日まで、有秋公民館で活動中のサークル『らくがき会』による水彩画と近隣に在住の八嶋とき子さんの貝殻を使った華やかな手工芸作品が展示されていた。
『らくがき会』は毎月第2・4日曜の9時から13時まで、講師の柴田稔彦さんと8名のメンバーで活動中。ほぼ初心者ばかりの集まりだったというが、デッサンから始め、有名画家の絵を模写したり旅行先での風景をスケッチ、あるいは写真に撮ったものを絵に仕上げたりしている。自分のペースで好きなようにという柴田さんの指導法のもと、淡い色使いの風景画や落ち着いた雰囲気の静物画など個性を生かした8点の作品が飾られている。「光と影の濃淡が個々の感性を表現し、奥深さを演出しています」とメンバーの藤渕さん。
 一方、山と海、花など自然が大好きだと語る八嶋さんの作品『海の薔薇』は北海道から九州まで全国各地の海岸で自ら拾い集めたホラガイ、サクラガイ、カキの殻などに絵の具で着色をしてバラに仕立てた豪華なもの。同作品に使われた貝は全部で500個余。塩出し、天日干しなどの下準備から始め、5年かけて作り上げたという。貝殻の他、身の周りにある木の実、かぼちゃの種などを素材に使ったオリジナル作品を作り続けている。
 子どもから高齢者まで世代を超えてふれあえる場づくりを目指し、4年前にスタートした『青葉台ふれあいサロン』は町会協議会など地元ボランティアの活動によって支えられている。「展示があると話題づくりにもなるし、場が活性化されます」と運営委員の男性。コーヒーを飲みながらゆっくりとおしゃべりができる他、ミニ文庫、映画上映(市視聴覚ライブラリー利用)やコンサートなどのイベントも開かれている。平均利用者は1日30人弱。取材した日も、本を借りに来たり展示品の横でお茶を飲みながら楽しそうに談笑する利用者の姿が見られた。
 コーヒー・お茶のサービスと地域の人からの提供品で実施しているバザーが運営資金の一部となっている。利用日時は月曜から土曜(祝祭日は除く)の10時から16時まで。「気軽にお立寄り下さい」とのこと。

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