抜群のチームワークでダッシュ!! スポーツ鬼ごっこ全国大会で勝利を目指す

 「ピーッ」笛の合図と共に、相手の陣地にある『宝』を手に入れるべくダッシュ。『宝』を先取したチームに得点が入る。わずか数秒ほどの短時間、速攻勝負だ。『宝』は大きなコーンの先端に被せた筒。スポーツ鬼ごっこを開発した『(一社)鬼ごっこ協会』公式キャラクター『鬼ゴッター』が描かれたものだ。
 9月6日に市原市の上総更級公園で行われた、小学生以下対象の『スポーツフェスティバル2014イン市原 スポーツ鬼ごっこ体験会』(日本青年会議所関東地区千葉ブロック協議会主催)で、市原市のチーム『有秋南ミニバスケットボールクラブ』がリーグ戦を突破、さらにトーナメントを勝ち抜き6勝1敗の成績で見事に優勝を勝ち取った。
 スポーツ鬼ごっこは、日本の伝統的な外遊びである鬼ごっこをアレンジした、道具を使わずに誰もが楽しく体を動かすことのできる新しいスポーツだ。どうすれば勝てるのかをチームメイトと考えることでコミュニケーション能力も育むことができる。7人制1チームで2つの四角いコートに分かれ、敵陣の宝を狙うと同時に自陣の宝を守る。前半5分、後半5分の時間内に宝を多くの回数獲得したチームの勝利となる。宝を取るために自陣に入ってきた相手を両手でタッチすることで、相手を退け、宝を守る。コートの4隅にあるセーフティゾーンではタッチされない。タッチされたプレイヤーはコートから一旦出て自陣のセーフティゾーンから再スタートする。 
 『有秋南ミニバスケットボールクラブ』は、学校で配られたチラシをきっかけに、市原市立有秋南小学校で活動中のミニバスケットボールクラブ『有秋南MBC』の有志で結成された。メンバーは、市立有秋西小学校6年生でキャプテンの馬戸秀太くん、同小5年の酒巻太一郎くん、土橋慶くん、松井唱祥くん、渡辺夕陽くん、4年の栗田諒人くん、3年の甲斐巧真くんの7名。日頃から学年を超えて遊んでいる友達同士だけあって、チームワークは抜群だ。『有秋南MBC』のメンバーは、有秋地区の小学1年生から6年生までの13名。親子共々仲の良い、笑顔あふれるチームだ。メンバーの一部がスポーツ鬼ごっこで優勝した影響もあり、現在は特に盛り上がった雰囲気なのだとか。「挨拶や礼儀もきちんとしています。最上級生の6年生が1人だけと少人数だが、一丸となって頑張っています。一緒にプレーしてくれるメンバー大歓迎です」と保護者。
 試合当日は1試合につき全員が1人当たり2、3点を獲得し、勝利へと結びつけた。ポジションが決まった他のスポーツと違って、全てのプレイヤーに点を取るチャンスが与えられているのも、この競技の面白いところだ。「点が取れるととても嬉しい」、リーグ戦で一度だけ1点差で負けたときは「悔しかった」と馬戸くん。1敗はしたものの、次々と勝ち進むにつれてチームの雰囲気は大きく盛り上がってきた。加えて「優勝したら打ち上げにバーベキューを食べに行こう」との保護者からの声掛けでさらに気合いの入った同チームの掛け声は、スクラムを組んで「焼き肉ファイアー!」。「楽しく戦うことができました」と馬戸くんを筆頭に全員が笑顔で口を揃えた。『有秋南MBC』のコーチであり、スポーツ鬼ごっこのチーム『有秋南ミニバスケットボールクラブ』のコーチも務めた土橋哲郎さんは「初めて体験するスポーツだったにも関わらず、試合を一つひとつ重ねるごとに上手になっていきました。子どもたちが持つ無限の可能性と順応性の高さに感動しました。笑顔も見られたし、とてもよかった」と話した。
 優勝決定後はお笑いグループ『安田大サーカス』のクロちゃんが率いるチームとの対戦も楽しんだ。
 現在は、11月23日に東京都墨田区の錦糸公園で開催される『鬼ごっこ協会』主催『第3回スポーツ鬼ごっこ全国大会』に向け、週に5日行っているMBCの練習後の時間を利用して、スポーツ鬼ごっこの練習に精を出している。ジュニア(小学校高学年)の部で出場予定。その他、小学校低学年と中学生以上の部がある。
 「スポーツ鬼ごっこは、短い距離の中での素早い動きが必要とされる。バスケの動きを充分に活用できる競技なので、その練習をまたバスケにも生かすことができます」と土橋さん。「声をかけあって!」、「2人組で攻めて!」などのアドバイスをすると共に、子どもたち自身に戦術を考えさせる時間も設ける。「根気よく敵をマークする」、「タッチされた相手がコート外に出た時、人数的に有利になるのでそのすきを狙って宝をゲットしたい」など自分たちで戦略を立てながら生き生きと駆け回る子どもたち。MBCの練習で培った俊敏な動きと強い仲間意識を生かし、全国大会での勝利に挑む。

問合せ 土橋さん
TEL 090・2215・7509
有秋南MBCホームページ
http://papipo.jp/hp/yushuminamimbc/

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