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子どもたちはワクワクドキドキ 猛暑も吹き飛ぶお化け屋敷
- 2016/8/26
- 市原版, シティライフ掲載記事
8月6日、市原市立鶴舞公民館にて『お化け屋敷』が開催された(南総公民館主催)。昨年は南総公民館で催されたが、「鶴舞公民館の方が古くて、お化け屋敷に向いているのではということと、鶴舞公民館の認知度を高めたいと考えて」とのこと。
当日は、朝からうだるような暑さの中、続々と子どもとその保護者や引率者が公民館にやって来た。来場者を笑顔で迎えるのは、南総・鶴舞公民館職員の皆さんと市原高校の生徒たち。駐車場誘導から受付、案内などを行っていた。
昨年から開催され今年で2回目となったお化け屋敷。昨年は従来のウオークスルー型であったが、今年は各ゾーンでの指示に従い進むミッションクリア型。墓ゾーンから始まって最後に管理室で6つ目のミッションをクリアしたらゴール。
2グループずつ入場。最初に入口前で女子高校生からミッションの説明や注意などを受ける。幼児から小学校中学年までの子どもが大半。スタートして1つ目のミッションは、墓に線香をたむける。2つ目は井戸をのぞく。3つ目は箱の中からミッションの札を抜き取る。4つ目は札を渡し薬か花と交換する。5つ目はこれを管理人の女まで届ける。6つ目は管理人室で這って近寄ってくる女から呪いの指輪を外し呪いを解く。その指輪を持ってゴールにいる男性(館長)に渡して終了。
真っ暗な会場に細い通路。ブカブカと沈み込む床があったり、曲がり角や藪からヌッとお化けが飛び出してきたり、いきなり後ろからお化けが追いかけてきたりと様々な仕掛けや演出に、入場前は強気だった男子が進むにつれ「もう無理~!」と泣きそうになったり、悲鳴をあげる子どもも。
ゴール後に子どもたちに感想を聞くと「去年より怖かった。でも面白かった」、「最後が一番怖かった。お化けの指から指輪を取るのが怖かった」、保護者は「家族みんなで楽しめた」、「子どもの反応を見てるのが面白かった(笑)」と話していた。ちなみに、来場者は先着54グループ約200名。去年の評判を聞きつけ市内だけでなく市外からも訪れる大盛況となった。
イベント成功について南総公民館の職員、平野さんは「公民館の運営委員会の皆さんの理解と協力の賜物。そして市原高校の生徒さんやスタッフの皆さんの協力あってこそ」と話す。来年も更にグレードアップした暑さを吹き飛ばすお化け屋敷を開催してほしい。