春の里山歩きを楽しむ

~内田の森で山桜ガイドツアー開催~

 4月2日(土)・3日(日)、米沢の森で恒例の『山桜と菜の花の花まつり』が開催され、多くの来場者で賑わった。今年も米沢の森三大山桜である行人塚山桜・千手山桜・忍び山桜のガイドツアーが行われ、小雨がぱらつく朝であったが、20名が参加した。主催者の市原米沢の森を考える会代表の鶴岡清次さんと、メンバーの川又勲さんがガイド役。主に、鶴岡さんが森の歴史や会の活動に関するエピソードを交えながらの説明を、川又さんは動植物など自然観察にまつわる話をしながらの充実したウオーキングだ。
 約4キロのコースを2時間ほどかけて、桜以外にも様々なスポットで足を止めてゆっくりと歩く。「あれはゼンマイだね。食用とする女ゼンマイと男ゼンマイがあるの知ってた?あそこにあるセリの中には毒ゼリもある。その見分け方はね…」等と話す川又さんに、皆さん、興味津々といった様子で熱心に聞き入り、質問も飛び交う。
 一方、鶴岡さんは眺望の良い場所に来ると「あの下に見える田んぼは耕地整理してないから形が幾何学模様で、水が入り夕陽が映り込むと美しいと、人気の撮影スポットなんだよ」、また、金堀台古墳に差しかかると「姫塚と殿塚とがある。名前からして、この古墳のどこかに金銀財宝が埋もれてるかもと話題にしたこともあったよ」と話し、笑いを誘った。残念ながら、桜の開花には少々早かったが、シュンランをはじめ様々な山野草や野鳥のさえずりなどが楽しめたウオーキングだった。
 昼に到着した花まつり会場となった一面の菜の花が輝く花立野ひだまり広場では餅つきや、鶴岡さん曰く「米沢の森放し飼いの黒豚(イノシシ)」の焼肉が振る舞われ、来場者は舌鼓を打った。
 これから新緑を迎える森では、モミジイチゴが実をつけ、エビネやキンラン、ギンラン、ヤマツツジなどの花が咲き始める。同会では、これまで何度も個人・企業、老若男女問わず、ハイキングがてら里山整備をと、里山体験教室を開き、市内外から多くの参加者を集めてきた。そしてその多くが「環境保護活動に関心を持った。今後も参加したい」と感想を寄せている。是非、地元の皆さんも、地域の宝、米沢の森で里山体験や散策をしてみては。
 現在、『谷津田の米づくり体験』参加者募集中。実施予定日は(1)田植え5月7日(土)(2)稲刈り9月10日(土)(3)脱穀9月22日(木)(4)新米を食べる10月22日(土)いずれも9~15時。参加費1回200円(小学生以下無料)。3回以上参加すると白米5キロ進呈される。生き物がいっぱいいる里の田んぼで、田植えから収穫まで体験してみよう。

問合せ 市原米沢の森を考える会・鶴岡さん
TEL 0436・92・1196

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