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英語で夢を語ってみない?
- 2017/1/1
- 市原版, シティライフ掲載記事
昨秋、清和大学で開催された学校法人君津学園主催の『第15回中学生英語スピーチコンテスト』。当日は、県内から応募のあった30名の中から、原稿及び録音された音声による第一次審査を通過した8名が集った。出身中学校は袖ケ浦市や千葉市、南房総市など様々で、男子2名と女子6名が英語のスピーチで自身の想いを披露した。
君津学園国際交流室の木嶋勇一さんは、「15年続けることで格段にレベルもアップしています。審査では発音よりもスピーチの内容を重視しています」と話す。スピーチ内容は『自分を成長させる力』や『未来予想図』など自身の夢を語るものが多く、希望溢れる中学生の活力がよく表れていた。3分という短くも長い時間の中で、滑らかな発音だけでなく、時に意志の強さを体でも表現する。
見事、最優秀賞を受賞したのは浦安市立富岡中学校2年の小田裕己さん。『小さな生き物と地球を救う』のタイトルで語られたのは、地球の環境問題について。「中1の時に授業で聞いて、興味を持ちました。ステージはとても緊張しましたが、3週間くらいみっちり練習したので、結果が出て嬉しいです。将来は科学者になって地球を救う取り組みをしたいですが、まずは来年もスピーチコンテストに出るのが目標です」と喜びを語った。
また、審査結果を待つ間には英語のミニレッスンが行われるなど出場者同士が触れ合う機会も持たれた。世界へ羽ばたいていくであろう彼らにとって、英語は大切な第一歩なのかもしれない。