エニアグラム あなたの性格タイプは?

 エニアグラムとは、人間の性格を9つに分類した性格タイプ論のこと。もともとはギリシャ語の『9(エニア)の図(グラム)』という意味で、円周上にある9つの点とそれを繋ぐ線からできている図形のことを指す。精神医学や心理学の研究から発展した、自己成長とコミュニケーションのための人間学である。日本でも企業や学校、公的機関などで導入され、企業研修や就職支援、人間関係改善などのために学ぶ人が増え始めている。
 市原市五井在住のNPO法人日本エニアグラム学会認定ファシリテーターの神田宏子さんは大学生の子ども2人がいる。「子育てに悩み、下の子が小学校に入学したタイミングで心理学を学ぼうと大学に編入しました」。同時に親子のコミュニケーションやカウンセリングを学び、産業カウンセラーやキャリアコンサルタントの資格も取った。「いろいろな方のお話を伺っていると、その方のものの見方や感じ方に違和感を覚えることがあります。どのように寄り添ったらよいのかを模索していた時に、答えをくれたのがエニアグラムです」
 9つのタイプには、改革する人、助ける人、達成する人、個性的な人、調べる人、忠実な人、熱中する人、挑戦する人、平和をもたらす人という、各タイプの特性に基づいてつけられたニックネームがある。性格タイプ診断テストで自分の性格の傾向をつかみ、ワークを受けることで自己理解を深めていける。
 神田さんは「自分の性格タイプ知ることで、自分がどのような価値観を大切にしているか気づきます。私自身、自分と他人とは大切にしていることが異なり、相手は相手の価値観で一生懸命に生きているのだと、価値観の違う人を受け入れられるようになりました。親子関係もよくなりましたよ」と柔らかな口調で語る。
 例えば、いつまでも宿題をしない子どもに親は「何でやらないの」ときつい言葉をかけてしまいがち。「期限を守る、みんなに好かれる、褒められるなど、親のタイプによって子どもに期待することが異なります。もしも子どもが宿題を忘れると、自分の期待に背く事態が起こるかもしれないので、不安に感じたりイライラしたりするのです」。自分のイライラの元を知れば、子どもへの声のかけ方も変わり、親子ともに成長しあえる関係になれるそうだ。
 神田さんは「夏の日差しを浴びて輝くヒマワリの花は、ホウレンソウと同じ育て方をしても咲きません。お互いの価値観を尊重し合いながら生きていくことで、人間関係も豊かになります」と相手を包み込むような笑顔で話す。現在、「自分の経験を伝えたい」と、エニアグラムやコミュニケーションに関する講座を都内や市内の公民館などで開き、活躍中。来年2月、八幡公民館にて親子のコミュニケーションに関する講座開催予定。募集は1月18日(木)より。

問合せ 神田さん
E-mail enneagram_type6_hirokokanda@yahoo.co.jp

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