パン職人50年の集大成を完成

 1943年神奈川・藤沢市で生れた平野修治さん(市原市在住)は、中学卒業後、製パン会社に入社しパン職人の人生をスタートさせた。生来の一徹気質でパン製造に明け暮れたが、その後、縁あって千葉に移住。まだ珍しかったインストアベーカリー(今の焼きたてパン屋)をオープンさせた。同時に、その腕と経験を買われ、50店以上のインストアベーカリーの開店支援及び、製造指導を行った。また、近年は障がい者の自立支援を目的としたベーカリーにて指導を行うなど、社会貢献にも従事。そして、パン職人50年を迎える今年「パン作りは生地づくり」「手をかけたパンは裏切らない」という自身のモットーの基、その集大成となる食パン「プリンセスブレッド」を完成させた。
 「プリンセスブレッド」は北海道産小麦粉を使用し、たまご、砂糖を使わずに、はちみつだけで作った。当初、大手製粉会社の研究、指導員からは無茶だと言われたが、1ヶ月におよぶ試行錯誤を繰り返した後、職人の意地かけて見事に作り上げた。ふんわりクリーム色の内側生地は、口に含むとふわっとして、もっちりした食感。しっとりとした奥行きのある甘みを感じるのが特徴だという。
 実際に食べた方からは「これは食パンなの?」「スイーツのような穏やかな甘みがあり、他にはない食パン」「うちの子供、他のパンはダメなのに、これだけは食べるんです。素材の良さ?甘み?正直わかりません。でも、本当によく食べます。2斤分もすぐなくなってしまうんです」というような声があがっている。
 「プリンセスブレッド」は新風堂新生本店にて平野さんが毎朝、生地をこねて一つひとつ丁寧に焼き上げている。火・木・金・土・日(祝日)に1本(2斤)800円(+税)にて販売している。※月・水は休み※完全手作りのため、当日の販売数に達し次第、販売終了。

問合せ 新風堂新生本店
TEL 0436・36・8128

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ


今週のシティライフ掲載記事

  1. 【写真】『音楽堂in市原《私の十八番》ガラコンサート』にて。ヴァィオリン・川井郁子さん、ピアノ・熊本マリさん  市原市市制…
  2. ホソミオツネントンボ(越冬中)  日本では200種ほどのトンボが生息しているとされています。主に、春から秋に観察でき、身近…
  3. 【写真】いちはらフィールドマップ巡り・市原にて  市原市姉崎在住の石黒修一さん(76)は、『地域を知り・守り・愛する』とい…
  4.  近年、湾岸沿いの工場夜景が注目され、ナイトクルーズが運航されるほどになっていますが、多くの石油・化学工場が林立する市原市の五井・姉崎海岸付…
  5. 【写真】ダリア花(茂原市立美術館蔵)  2月14日(水)~3月24日(日)、茂原市立美術館で、千葉県誕生150周年記念事業…
  6.  今回は、自分の好きなベストスリーに入る監督を取り上げます。読者の方々には、作品は知っているけれど、監督には馴染みがない、という方もいらっし…
  7.  今回と次回で、未来の話をしたいと思います。今世紀の中頃までに世界の人口は100億人を超えると言われています。気候変動により農作物の生産がま…
  8. 【写真】人々に語りかける中村医師 写真提供:PMS(平和医療団・日本)  昨年11月25日、ちはら台コミュニティセンター(…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. 【写真】『音楽堂in市原《私の十八番》ガラコンサート』にて。ヴァィオリン・川井郁子さん、ピアノ・熊本マリさん  市原市市制…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る