オンラインでママたちを支援 ~子育てサロンSUKUSUKU~【市原市】

「お家のなかでまーるいもの、探してみよう!よーいドン!」ノートパソコンの画面越し、ボランティアスタッフが子どもたちと笑顔で会話する。毎月第1水曜に開催される『オンライン子育てサロンSUKUSUKU』は、コロナ禍のなか、zoomで親子が楽しめる時間を届けようと、辰巳福祉ネットワーク子育て部会が運営している。

人形での手遊び歌

 時間は11時から30分、0歳児からの親子が対象で無料。リトミック、読み聞かせ、簡単な工作、手遊び、歌、ゲームなど、子どもたちが飽きないよう毎回内容を変える。取材した日は、2組の親子が参加。部会長の臼井さんは、「参加は事前申込ですが、お子さんの体調などもありますので、時間内の入退室は自由になっています」と話す。
 この日のプログラムは宝探しゲーム、手遊び歌。まずはお互い自己紹介など挨拶をし、スタッフは「離乳食は大丈夫ですか?」とママたちと会話。そして『好きな色のもの』『丸いもの』を家のなかで探すゲーム。子どもたちはスタッフの呼びかけにこたえ一生懸命に。手遊び歌では、スタッフが人形を動かし、『こぶじいさん』を歌いながら画面の向こうの子どもたちと一緒に遊んだ。お母さんたちは「家だと子どもがリラックスしてるのかとても喜んでいて、楽しく参加できました」と笑顔で話した。

以前子どもたちが使っていたイスとテーブル

『子育てサロンSUKUSUKU』は、本来、親子で自由に集まれる場所だ。以前は、辰巳ふれあいセンターの30畳の和室で、毎週(水)(金)・10時~14時まで開催し、多くの親子が来場していた。「子どもたちは自由に遊び、ママたちは子育て情報を交換したり、ママ友を作ったり。運営する部会員は20名で、そのうち市から嘱託されたボランティアの子育て家庭支援員が12名います。私たちは皆さんが楽しく過ごせるよう、子どもたちを見守り、ママたちの話を聞いたり相談を受けたりしていました」と臼井さん。コロナ感染防止のため、やむを得ずサロンを休止にしたのは昨年3月。スタッフたちは、お子さんが小さいほどママたちに日頃話し相手がいず、情報も得にくいことを知っており、何かできることはないかと部会で話し合ったという。手探りしつつ昨年10月に始めたのが、このオンラインサロンだ。スタッフの西村さんは「オンラインで絵本や音楽を使うときは、著作権があり許可が必要です。お母さんが画面に集中してしまう場合は、お子さんの安全にも注意します。セキュリティの技術も必要なので、そうした専門の研修も受講しました」と言う。

当日参加のスタッフ

 目下、スタッフの悩みは、オンラインサロンへの参加が広がらないこと。以前のサロンでは、口コミやチラシなどで多くの親子が来ていたが、公共施設も人が来なくなり、お母さん同士も会うことが少なくなっている。「オンラインサロンは感染の不安で出かけられないお母さんたちにニーズはあると思いますが、その時間に画面の前で待機することはなかなか大変なようですし、サロンの告知も難しいです」。それでも楽しそうな季節の飾りつけをし、プログラムを考え、話し方や笑顔の練習をするというスタッフの皆さん。「お母さんたちの助けに少しでもなりたいので、大変だけれど頑張りたい」と話した。

 次回の『オンラインSUKUSUKU』は4月7日(水)、『たのしい紙芝居』を予定。詳しくはスタッフブログにて、「辰巳 スクスク オンライン」で検索。参加申込はQRコードから。

問合せ:辰巳ふれあいセンター
(月)(水)(金)(土)10~15時
Tel.0436・75・5116

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