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懐かしのシネマ~オードリー・ヘプバーン2~
- 2024/5/30
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女優オードリー・ヘプバーンについての後半。主な出演作と受賞歴などを時系列でお届けします。
「ローマの休日」1953年(昭和28年)、監督=ウイリアム・ワイラー、共演=グレゴリー・ペック。公開されるやヘプバーンの人気は高まり、1953年9月「タイム誌」、12月には「LIFE誌」とアメリカのメジャー誌の表紙を飾った。アカデミー主演女優賞のほか、英国アカデミー最優秀主演英国女優賞、ゴールデングローブ主演女優賞も受賞。
1954年(昭和29年)は「麗しのサブリナ」。監督=ビリー・ワイルダー、共演=ハンフリー・ボガード。再び英国アカデミー賞最優秀主演英国女優賞を受賞。
「戦争と平和」1956年(昭和31年)、監督=キング・ヴィダー、共演=ヘンリー・フォンダ。ゴールデングローブ賞、外国映画賞、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞、外国映画賞受賞。
「昼下がりの情事」1957年(昭和32年)、監督=ビリー・ワイルダー、共演=ゲイリー・クーパー。ゴールデン・ローレル賞の最優秀女性コメディ演技賞を受賞。
1959年(昭和34年)「尼僧物語」。監督=フレッド・ジンネマン、共演=ピーター・フィンチ、英国アカデミー賞英国女優賞受賞、ニューヨーク映画批評家協会賞女優賞受賞。
1960年(昭和35年)「許されざる者」。監督=ジョン・ヒューストン、共演=バート・ランカスター。唯一の西部劇映画。
1961年(昭和36年)「ティファニーで朝食を」。監督=ブレイク・エドワーズ、共演ジョージ・ペパード。ヘプバーンのドレスはジバンシィのデザイン。史上最も有名なドレスのひとつと言われている。
1963年(昭和38年)「シャレード」。監督=スタンリー・ドーネン、共演=ケーリー・グラント。英国アカデミー賞英国女優賞受賞。
1964年(昭和39年)「マイ・フェア・レディ」。監督=ジョージ・キューカー、共演=レックス・ハリソン。ダヴィット・ディ・ドナテッロ賞外国女優賞受賞。「風と共に去りぬ」以来、これほど世界を熱狂させた映画はないと1964年の「サウンドステージ」誌で絶賛。
1967年(昭和42年)「暗くなるまで待って」。監督=テレンス・ヤング、共演=アラン・アーキン。ヘプバーンは盲目の女性を演じ、撮影前には視覚障害者福祉施設で数週間目隠しをして訓練した。
ヘプバーンは晩年、ハリウッドから離れ、63歳で亡くなるまで、スイスのローザンヌ郊外で暮らしました。レマン湖を望む丘の上のオレンジの家で、庭いじりをするのを好んだそうです。(※文中は新聞等から一部引用しています)
◇黛葉(まゆずみ・よう)
茂原市在住。1942年生。元映画配給会社宣伝プロデューサー。現役時代は年200本以上を鑑賞、現在、放送された洋邦画の録画DVDは1100枚以上にのぼる。