あなたも「森人」の時間を持ってみませんか

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『林業女性グループふきのとう』(夷隅郡大多喜町)

 里山に囲まれた大多喜町で、約15年前に発足した『林業女性グループふきのとう』。千葉県林業研究会の「女性の林業グループをつくりませんか」という呼びかけに応じて生まれた、県下初の林業女性グループだ。
 代表(会長)の入口はるみさんは、「代表は持ち回りで務めています。現在の会員は大多喜町在住の50代から60代の女性7名。でも、これからはもっと仲間を増やしたいので、老若男女問わず会員を募りたいと思います。そして、林業に係わっていない人でも、大多喜町の人でなくても、山歩きや林業に関心のある人なら、どなたでも歓迎。11月に開催したイベント『杉玉作り』の募集では、すぐ定員に達し他地域や家族連れの人も参加してくれました。基本的に会員制となっていますが(入会金なし、年会費3千円)、最初は単発で参加しての『お試し会員』でもOKですよ」と笑顔で語る。実際、会員の中には飲食店経営者や会社員もいる。
 この15年の間には、親の介護等の事情で会を離れた人もいたが、新たに入会する人もいて設立当初からの会員は4名。これまでに、竹炭を焼いたり鑑賞炭やハーブ石鹸を作り、道の駅や県民の森で販売してきた。地元の小学校で鑑賞炭や竹炭作りの指導をした会員もいる。他、自分たちで採集した桑の葉やドクダミ、スギナ、ミントなどで薬草やハーブティーを作ったり、キウイジャム作り、ナラやクヌギでチップ作り、市原市の里山保存会が守るカタクリ見学、清澄エリアの山々を観察会を兼ねて歩いたことも。「極力、化学薬品を使わず、自然のものを使うのがモットー」だそう。男性の林業研究会の人たちと合同で、野生キノコの同定(観察)会は、毎年秋に行っている。 
 更に、「さすが林業女子!」と感心したのが、刈り払い機とチェーンソーの安全講習会を受講した会員も何人かいること。自己流でなく、しっかり基礎から学んだ。「今までは家の庭や自分ちの山の草刈りしかできなかったけれど、今後は請負仕事もしていきたい。それと、来春にでも女性対象に会主催で刈り払い機の講習会も開きたい」と頼もしい会員の言葉。同時に、「改めて鉈や鋸、鋏の使い方も皆で勉強していきたいですね」とも。とはいえ、「ガンガンいくぞー!」という感覚でなく、「あくまで趣味のグループですから、ゆる~い感じで楽しみながら集まっているグループです」とのこと。
 今回初めて外に向けて呼びかけたイベント、杉玉作り。『ふきのとう』の皆さんは、「会員募集もしたくて開催したけれど、周りの山には杉がたくさんあって、枝を落とす作業があるので、処分してしまう枝を有効利用しようという気持ちもあった」、「杉玉というと造り酒屋を思い浮かべる人が多いだろうが、家庭でもインテリアにして楽しめる。今回は針金を円形にしたもので作ったが、針金を円錐形にすれば、クリスマスツリーも作れる」、「室内でも森林浴気分が味わえる」と口々に話す。
 皆さんが、これからやってみたいと考えているのは、薫製作りと様々な種類のハーブ石鹸作り。これに加え、代表の入口さんは、「自宅裏の山の道を皆が歩けるように整備したい。昔は生活道路だったし遠足にも行ったと聞くけれど、今はハンターぐらいしか歩いていないから」と楽しい計画を打ち明けるように言い添えた。
 是非、低山歩きや森林、山仕事に興味のある人は気軽に連絡をしてみては。毎月1回(不定期)、代表宅を拠点に活動している。

問合せ 入口はるみさん(※電波の状況で通じないことも。その際は石橋さんに)
TEL 090・4094・0524
問合せ 石橋民子さん
TEL 080・5199・7652

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