着物姿でお茶を一服
- 2014/3/28
- 外房版
『ひな祭り女子茶会』開催
今年も大盛況に終わった勝浦の『かつうらビッグひな祭り』(2月21日~3月3日開催)。遠見岬神社の石段に飾られる1200体のひな人形は、それはそれは見事。同時にそのひな人形や、市内各所に飾られる人形を着物姿でめぐり、遠見岬神社の吉方のお水取りの水を使い茶室『嶺水庵』でのお茶会が楽しめる『きもので楽しむひな祭り女子茶会』(KAPPYビジターセンター主催)も5日間開催された。
3月2日(日)。残念ながら天気は雨。石段にひな人形が飾られることはなかったが、前日からキャンピングカーでひな祭り見学に訪れた神奈川からの3組のご夫婦が『女子茶会』を体験。まずは神職から神社やひな祭りの説明を聞き、神妙な面持ちでいざお茶を一服。男性陣には茶室の敷居は高かったようだが、「よい経験ができました」と。着物姿の女性陣は、「雨が降ってしまって残念でしたけれど、これから少し歩いて回ってみます」と会場へ姿を消した。
次に茶室に着物姿で現れたのは、大原に住む祖母と、その祖母の誘いで東京から訪れた家族。児童館で茶道は経験済みという小学校5年生のお孫さんは、「自分で(お茶を)たててみたい」とチャレンジ。「美味しかったです。着物は七五三以来だと思います。歩くのが難しかったけれど思ったより温かくて、1年に1回ぐらいはいいかなって思いました。茶室も良い感じですね」と気に入った様子。
1年に1度の女の子のお祭り。何気なく過ごしてしまうけれど、着物でお祝いも風情があってよいもの。来年はみなさんもいかが。