着物姿でお茶を一服

『ひな祭り女子茶会』開催

 今年も大盛況に終わった勝浦の『かつうらビッグひな祭り』(2月21日~3月3日開催)。遠見岬神社の石段に飾られる1200体のひな人形は、それはそれは見事。同時にそのひな人形や、市内各所に飾られる人形を着物姿でめぐり、遠見岬神社の吉方のお水取りの水を使い茶室『嶺水庵』でのお茶会が楽しめる『きもので楽しむひな祭り女子茶会』(KAPPYビジターセンター主催)も5日間開催された。
 3月2日(日)。残念ながら天気は雨。石段にひな人形が飾られることはなかったが、前日からキャンピングカーでひな祭り見学に訪れた神奈川からの3組のご夫婦が『女子茶会』を体験。まずは神職から神社やひな祭りの説明を聞き、神妙な面持ちでいざお茶を一服。男性陣には茶室の敷居は高かったようだが、「よい経験ができました」と。着物姿の女性陣は、「雨が降ってしまって残念でしたけれど、これから少し歩いて回ってみます」と会場へ姿を消した。
 次に茶室に着物姿で現れたのは、大原に住む祖母と、その祖母の誘いで東京から訪れた家族。児童館で茶道は経験済みという小学校5年生のお孫さんは、「自分で(お茶を)たててみたい」とチャレンジ。「美味しかったです。着物は七五三以来だと思います。歩くのが難しかったけれど思ったより温かくて、1年に1回ぐらいはいいかなって思いました。茶室も良い感じですね」と気に入った様子。
 1年に1度の女の子のお祭り。何気なく過ごしてしまうけれど、着物でお祝いも風情があってよいもの。来年はみなさんもいかが。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1. 【写真】第1展示室  人々の暮らしを様々な面で支えている人工衛星。ロケットで打ち上げられた人工衛星は地球の周回軌道に投入さ…
  2. 【写真】教室の講師と子どもたち  JR浜野駅前と五井駅前でダンススタジオを経営する堀切徳彦さんは、ダンス仲間にはNALUの…
  3.  市原市不入の市原湖畔美術館にて、企画展『レイクサイドスペシフィック!─夏休みの美術館観察』が7月20日(土)に開幕する。同館は1995年竣…
  4. 【写真】長沼結子さん(中央)と信啓さん(右) 『ちょうなん西小カフェ』は、長生郡長南町の100年以上続いた小学校の廃校をリ…
  5.  沢沿いを歩いていたら、枯れ木にイヌセンボンタケがびっしりと出ていました。傘の大きさは1センチほどの小さなキノコです。イヌと名の付くものは人…
  6. 『道の駅グリーンファーム館山』は、館山市が掲げる地域振興策『食のまちづくり』の拠点施設として今年2月にオープン。温暖な気候と豊かな自然に恵…
  7.  睦沢町在住の風景写真家・清野彰さん写真展『自然の彩り&アートの世界』が、7月16日(火)~31日(水)、つるまい美術館(市原市鶴舞)にて開…
  8.  子育て中の悩みは尽きないものですが、漠然と考えている悩みでも、種類別にしてみると頭の整理ができて、少し楽になるかもしれません。まずは、悩み…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. 【写真】第1展示室  人々の暮らしを様々な面で支えている人工衛星。ロケットで打ち上げられた人工衛星は地球の周回軌道に投入さ…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る