「幼子から高齢者、障がい者、誰もがアートでコミュニケーション」

 7月1日(火)まで睦沢町のギャラリー801で、長生郡一宮町在住の美術家、こまちだたまおさんの個展『小さな絵の本 あーと と 人と 1 あーとしよう』が開催されている。絵本を介して、こまちだたまおさんが主宰する『たまあーと創作工房』の美術を通じての『共育活動』を伝える、小さな絵の本が今回作成されたのを記念して催された。同工房では、1歳から小中高生対象の様々な『こども教室』や中学生から200歳までの初心者から熟練者までの『美術教室』を運営している。
 会場に展示された絵本の原画。水彩色鉛筆を使った優しい心和むタッチの絵と、こまちださんのアートに込める思いが凝縮された言葉で構成されている。1点ずつ、じっくり作品と向き合ってほしい。絵と言葉に励まされ、きっと「アートしてみようかな」、「アートさせてあげたい」という気持ちになるのでは。小規模事業所補助金によって作られた限定部数の絵本なため販売はできないが、『たまあーと創作工房』の教室に関わる人や講座受講者、ワークショップ参加者に無料配布している。
 更に、ワークショップ会場にもなった奥の小部屋には、こまちださんのデッサンや抽象作品も多数展示されている。会場に入ると、「物語のつづき」とあり、「この部屋には物語の続きを感じて頂けるような作品を展示してみました。どんな続きを想像して頂けるのでしょうか」と記されている。水彩色鉛筆で描かれた作品『貝』に、「貝を描くのはライフワークでもある。 貝の質感、色はどんな作品を描いても私の感覚の源になっていると思う。異国の貝 こんなにとげとげしている 荒い海、敵の多いところで育ったのかなと想像する だから柔らかく包んであげるような絵にしたかった」と文章が。ここでも、こまちだワールドと触れ合える。
 気軽に自分も、または子どもに、家族にアートをと思われたら、是非、『たまあーと創作工房』へ問い合わせを。年齢問わず参加できる1日だけの『夏の特別教室』に参加してみるのもいい。尚、『小さな絵の本』シリーズ2は今秋完成予定。ちなみに、同ギャラリーでは常設展示もたくさんあり各地の作家たちの逸品が並んでいる。

問合せ ギャラリー801(長生郡睦沢町川島80-1)
TEL 0475・40・3035
問合せ たまあーと創作工房
TEL 0475・42・6138

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ


今週のシティライフ掲載記事

  1. 【写真】各賞受賞作品の監督。前列左から2番目は映画祭実行委員長、後列左端は審査員のミヤザキさん。グランプリ受賞の全監督は前列左から3番目。 …
  2.  若い人がイチバン集まりたくなる街イチハラヘ! 未来に向けて動き出す「イチハラ」が、新しい「しあわせ」を発信する2024年の3日間、その各講…
  3.  キセキレイは、よく街中で見かけるハクセキレイの仲間ですが、個体数が少なくなっていることや、渓流や川原などの水辺を好んで生息しているため、ハ…
  4. 【写真】神明さん(左)と宗形さん  丸みのある可愛いフォルムから奏でられる心地よい音。それこそ、オカリナの最大の特徴である…
  5.  今年の夏休みのこと。学童保育のイベントで夏祭りを企画し、子どもたちは、紙で作ったお金で出店屋さんで買い物をしました。一人5百円をどう使うか…
  6.  9月の終わり頃にチャドクガの幼虫(毛虫)の毛に触れてしまったようです。チャドクガは蛾の一種で毛先に強力な毒を含んでおり、お茶の木、サザンカ…
  7.  私の生まれ育った芦別は北海道のほぼ中央に位置し、四季折々の美しい自然と星空に恵まれた町です。  昭和59年に「星の降る里」を宣言し、昭和…
  8.  きつね色にこんがり揚がった生地と香り高いカレーの取り合わせが人気のカレーパン。市原市五井西の『クロワッサンファクトリー五井店』の『じっくり…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. 【写真】各賞受賞作品の監督。前列左から2番目は映画祭実行委員長、後列左端は審査員のミヤザキさん。グランプリ受賞の全監督は前列左から3番目。 …

スタッフブログ

ページ上部へ戻る