あたりまえ防災を身につけて命を守る

 今年3月、総務省消防庁主催で行われた第22回防災まちづくり大賞で、東金市にある県立東金特別支援学校が最優秀賞の総務大臣賞に選ばれた。同校は、東日本大震災が発生した翌年に生徒会メンバーと教師らが被災地を訪問。被災者の「日常生活で防災をあたりまえのことにしてほしい」との言葉に感銘を受け、当時流行していた芸人COWCOWのリズムネタであるあたりまえ体操を参考に防災を内容としたわかりやすい言葉で替え歌を制作した。
 同校の『あたりまえ防災隊』隊長である高等部3年子安ひろしさんは、「当時は動画を配信したり、様々な場所で披露したりして、かなり反響があったようです。今回は、『あたりまえ体操Ⅱ~ぼくらの合言葉~』を作りました。曲と詩はすべてオリジナルです」と話す。
 あたりまえ防災隊は、東金市合同避難訓練や校内に防災体験ブースを設置するウォークラリーなど地域との交流を積極的に行っている。同隊には40名ほどの生徒が所属し、「この活動を通して他者とのコミュニケーション力が向上しました」、「身体に歌が染みつき、実際に地震で部屋の本棚が倒れた時に身を守ることができました」とよい結果をもたらしている。
 押塚雄史教諭も、「命の大切さを学ぶことが根本ですが、地域交流をすることで多くの方と生徒たちは知り合うことができました。生徒たちを誇りに思うし、他校でもこれをモデルプランに活動を広げてもらえたら」と話す。曲はユーチューブにてあたりまえ防災Ⅱの検索で視聴可能。詳細は問合せを。

問合せ 東金特別支援学校
TEL 0475・52・2542

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