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頭スッキリ 体は軽やか レインボー健康体操 ~豊岡レインボーサークル~【茂原市】
- 2021/12/2
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- 茂原
毎月第1・3火曜日、茂原市粟生野の豊岡福祉センターにて、『豊岡レインボーサークル』の『レインボー健康体操』教室が開かれている。『レインボー健康体操』は日本のエアロビクス第1人者である高橋賢一氏により、高齢者の認知症・寝たきり予防のために22年程前に開発された。脳を鍛える『脳刺激体操』と筋力をつける『筋刺激体操』を2本の柱としている。講師は公認インストラクターの仲谷喜美子さん。同サークルは活動を始めて16年目で、現在60代~80代の12名の会員が参加している。
教室はまずストレッチから始まり、次に足踏みをしながら、体温を上げる有酸素運動を行う。仲谷さんが「体は使わないとさびてしまいます。痛いところがあっても、動かせるところを動かしていきましょう」と、元気に声をかける。『脳刺激体操』は、イスに座って適度な距離を保って行われる。例えば『ひとりでじゃんけん』では、右手はグー・チョキ・パー、左手はそれに勝つようにパー・グー・チョキと同時にリズムよく出し、左右を入れ替えて続けていく。ほかにも、右手が2拍子、左手が3拍子の動きを同時に行うなど、左右異なった動きを数種類。それだけでも難しいが、さらに足の動きが加わるものもある。
『筋肉刺激体操』もイスを利用。タオルを使い自分の力で負荷をかけながら、イスに座ったまま手や足を押したり引いたりして筋肉に刺激を与える。イスの背もたれにつかまって立ち、背中を伸ばしたり、かかとの上げ下げや股関節回しなど、様々な動きが取り入れられている。最後はまたストレッチで、使った筋肉をしっかりと伸ばして終了する。
「イスから立ち上がる、服を着替える、トイレに行くといった日常生活に使う筋肉を意識したトレーニングです」と、仲谷さん。「老化は止められませんが、老化が進むのを遅らせることはできます。人と比べずに自分の体と対話すること、そして何よりも継続することが大事です」と説明する。メンバーたちは、「とてもいい汗をかいています。先生がいろいろと工夫してくださって、毎回楽しいです」「ずっと通っていても動きは難しいですが、間違ってもアハハという感じで苦になりません」とハツラツとして明るい。
『豊岡レインボーサークル』では新会員を募集中。時間は9時半~11時半。問合せは豊岡福祉センターまで。『レインボー健康体操』教室はほかにも茂原市総合市民センターと、長柄町で2ヶ所、千葉市緑区で2ヶ所。詳しくは仲谷さんまで問合せを。
問合せ
豊岡福祉センター Tel.0475・34・8321
仲谷さん Tel.0475・35・4602