茂原市で初開催! もばらキッズラクロス体験会【茂原市】

 皆さんはラクロス(Lacross)というスポーツをご存じですか? カナダの国技と言われ、クロスと呼ばれる先に網の付いたスティックを用いてゴム製のボールを奪い合い、相手陣のゴールに入れることで得点を競う球技です。日本ではまだマイナーなスポーツですが、漢字で棒網球または袋球と表記されます。

 11月13日(日)、茂原市では初めての「もばらキッズラクロス体験会」が茂原市民体育館で開催されました。講師は大学でラクロス部に所属していた社会人10名。4歳から10歳までの幼児、小学生11名が参加しました。

 まずは参加者でラクロスの試合の模様をYouTubeの動画で視聴。「すごい」「意外と激しい」「格闘技みたい」といった感想が聞かれました。この後、準備体操を兼ねて腰のベルトに付けた紐を奪い合う「シッポ取り」という鬼ごっこや、クロスでボールを投げるための練習として、ボンバーというビニール袋を投げたりしました。

 次はクロスでボールを受け取るパスキャッチの練習。最初は講師が子供たちの持つクロスをめがけてボールを投げていましたが、慣れてくると子供たちは、自分で動いてクロスにボールをキャッチ。講師からも「凄い!」「上手!」等、ほめられていました。

 続いて子供たち同士で、ボールを投げる人とクロスでキャッチする人に分かれての練習。さらにクロスでボールを投げてクロスでキャッチする練習も行いました。少し高度になり、子どもたちもなかなか簡単にはできない様子です。クロスの扱いにだいぶ慣れたところで、クロスの中のボールを少し離れたゴールへ投げ入れるシュート練習もしました。シュートが決まった子どもたちは、嬉しそうにガッツポーズ!

 最後に赤チームと青チームに分かれ、初めてのラクロスの試合を経験。ジャンケンでボールを持つチームを決めると、子どもたちはすぐに相手ゴールめがけて突進します。途中でボールを奪うと、今度は反対側のゴールに突進。皆でボールを追いかけて右往左往、大騒ぎです。子どもたちの走る方向が目まぐるしく変わり、観戦していたお父さん、お母さんたちからは「頑張って」の声援とともに、「凄い」と驚きの声も上がっていました。結果は、最初の試合が3対1で赤チームの勝ち、2回目の試合は1対1で引き分けでした。

 初めてラクロスを体験した子どもたちは、「面白かった!」「すごくきつかったけど、またやりたい!」「みんなと一緒に試合がやれて、すごく楽しかった」などの感想で、大好評のうちにイベントは無事終了。次回の体験会は来年1月15日㈰、茂原市民センターで開催されます。ラクロスに関心ある方はぜひご参加ください。(文・井上仁志)

 

問合せ:もばらキッズラクロス体験会・井上
Tel.080・2213・9215

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