『森のめぐみ千葉』~県内シイタケ農家再起~

東日本大震災に伴う原発事故による放射能汚染。風評被害で打撃を受けた県内のシイタケ生産者らが、国や東電、県内スーパーなどと交渉、販路を開拓するために農事組合法人『森のめぐみ千葉』を設立。震災後、県産原木シイタケの一部から基準値100ベクレル/kg(震災前は370)を超えるセシウムが検出され、県内9市で出荷停止に。
だが、昨年春の検査結果では基準値を下回る地域が増え、市原市の原木シイタケも昨年11月の県の検査では16ベクレル/kgという低い数値。これらの状況を踏まえ、また、法人として何度も交渉を重ねた結果、県内の二つのスーパーと契約が成立。『森のめぐみ千葉』ブランドの乾燥しいたけが店頭に並ぶことに。
「国の厳しい基準値をクリアしたことで、無農薬栽培の原木しいたけを評価してもらえ、購入の選択権は消費者にあるということを理解してもらえてよかった。組織を作って意見を言った甲斐がある。里山の文化と産業を復興させるために直接被害を受けた人々だけでなく、みんなで考えるべき問題」と代表理事の 今秋からは地元の原木を使った生シイタケの出荷も考えている。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  島根発祥の『2歳のお誕生日会』。メモリアルワークを通じて、2歳児のイヤイヤやイタズラの本当の理由を知り、子育てを楽しもうというもので、主に…
  2.  最近、街中の池でもよく見られるようになったオオバン。白色の嘴と額以外ほぼ全身黒色をした全長36センチ位の水鳥である。全身に斑や縞模様等が少…
  3.  古いレトロな郵便局の建物を活かし、まちづくりや育児サークルの活動、ギャラリーなどに使えるレンタルスペース『ギャラリー・プロジェクト長南』。…
  4.  千葉県内各地で福祉施設の運営を行っている社会福祉法人佑啓(ゆうけい)会。平成5年に市原市で開所した知的障害者施設・ふる里学舎をはじめ、通所…
  5.  以前、八十三歳になる恩師が、「出来の悪い子ほど親孝行。自分の足りなかったところを教えてくれた」と、我が子の子育てを振り返られて仰っていまし…
  6.  7月の日曜日の午後のひととき、上総更級公園の公園センターで、ハーブの活用法「ハーブクラフト」講習会が開催された。参加費、材料費は一切無料。…
  7.  新型コロナウイルスの感染拡大と昨年の台風被害から、今年は多くのイベントが中止。緑豊かな里山に囲まれた長柄町でも、多くの農園や組合、工房など…
  8.  新しい地図エンタテイメント『地図で楽しむ本当にすごい千葉』が宝島社より刊行! 著者の『都道府県研究会』は、最新データを駆使して47都道府県…
  9.  関東鉄道協会主催、鉄道沿線地域の活性化に寄与しようと開催されているスタンプラリー。第10回となる今年は、関東を「東京」「千葉」「埼玉・群馬…
  10.  #牛久にカフェを作りたいんだ…発起人たちの思いがそのまま屋号になったカフェスタンドが、3月、小湊鉄道上総牛久駅駅舎にオープンした。発起…

ピックアップ記事

  1.  島根発祥の『2歳のお誕生日会』。メモリアルワークを通じて、2歳児のイヤイヤやイタズラの本当の理由を知り、子育てを楽しもうというもので、主に…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る