『森のめぐみ千葉』~県内シイタケ農家再起~

東日本大震災に伴う原発事故による放射能汚染。風評被害で打撃を受けた県内のシイタケ生産者らが、国や東電、県内スーパーなどと交渉、販路を開拓するために農事組合法人『森のめぐみ千葉』を設立。震災後、県産原木シイタケの一部から基準値100ベクレル/kg(震災前は370)を超えるセシウムが検出され、県内9市で出荷停止に。
だが、昨年春の検査結果では基準値を下回る地域が増え、市原市の原木シイタケも昨年11月の県の検査では16ベクレル/kgという低い数値。これらの状況を踏まえ、また、法人として何度も交渉を重ねた結果、県内の二つのスーパーと契約が成立。『森のめぐみ千葉』ブランドの乾燥しいたけが店頭に並ぶことに。
「国の厳しい基準値をクリアしたことで、無農薬栽培の原木しいたけを評価してもらえ、購入の選択権は消費者にあるということを理解してもらえてよかった。組織を作って意見を言った甲斐がある。里山の文化と産業を復興させるために直接被害を受けた人々だけでなく、みんなで考えるべき問題」と代表理事の 今秋からは地元の原木を使った生シイタケの出荷も考えている。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  市原市君塚在住の土井清二さん(72)は、2009年6月に出光興産株式会社アグリバイオ事業部を62歳で退職。以降、バックパッカーで一人アジア…
  2.  丘陵地と広がる水田は、緑も水も豊かな房総の里山を象徴する風景。いすみ市万木にある千葉県いすみ環境と文化のさとは、この身近な里山の自然や長年…
  3.  日本ではあまり浸透していない様ですが、欧米ではヴィーガン(完全菜食主義・注1)レストランがたくさんあります。さらに殆どの店がヴィーガンメニ…
  4.  京成千葉寺駅から徒歩7分、千葉市ハーモニープラザ内に今年新たにコミュニティセンターができました。当初は4月オープン予定でしたが、新型コロナ…
  5. [caption id="attachment_36983" align="alignright" width="300"] 黄縮緬葉瑠璃筒…
  6.  市原市国分寺台のいちはら市民ネットワークギャラリーで、小田慶子さんによる『バングラデシュと日本の手仕事展』が今月末まで開催されている。ハー…
  7.  本協会は昭和50年(1975年)設立、ピーク時の傘下チームは60を数えましたが、昨今の少子化により、現在は17チームで活動しています。三和…
  8.  東金市ではオリーブの産地化を目指し、市で公募した43軒の農家が3000本のオリーブの木を栽培している。昨年秋には台風により、収穫を控えてい…
  9.  緊急事態宣言が解除され、詐欺の犯人など動きが活発になると予想されています。事例を参照に、注意していきましょう。 ◇警察官を騙る ・XX…

ピックアップ記事

  1.  市原市君塚在住の土井清二さん(72)は、2009年6月に出光興産株式会社アグリバイオ事業部を62歳で退職。以降、バックパッカーで一人アジア…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る