ゲートボールをいま思う

体協通信 vol.45
ゲートボールをいま思う
市原市ゲートボール協会

 戦後の混乱いまだ収まらざる昭和22年、北海道の住人の手により、当時遊具も持たない子供たちのためにと発案されたゲートボールは、道内の学校関係者により普及伝導され、その後九州で開催された全国レク大会で活動状況が報告されたのを機に、全国へと普及した。
 この競技は特別な施設、用具、体力等必要とせず、取り組み易い利点からいつしか高齢者に愛用され、併せて国の福祉施策も相まって、一時はテレビ放映されるなどその記憶は未だ新しい。このような競技に今興じられるのも、先人たちの紆余曲折の道を乗り越えての賜物と感謝したい。
 昭和20年代から昭和30年代前半にかけて、スポーツを楽しむには経済的、精神的、時間的に余裕もなく、競技も休眠せざるを得なかったと史実は訴えている。昭和50年代になると先にも述べたように国の施策も加わり競技の再来を果たし、最盛期を迎える事になる。
 その後、レクスポーツとして発足したこの競技も、対抗意識が高まり勝敗にこだわるようになった。その反面、加齢による脱退者も多く、チームの運営に暗雲がと心配される側面もある。市原でも、これまで築いてきた先人たちの意を無駄にする事は出来ないと、会員一同、失地回復にと腐心している。
 これまでの歩みからして、必ずや再来の日も遠からずと信じ頑張っているが、世情を云う高齢者間でも、昨今は美徳であった連帯意識より個人意識へと移行が強まりつつある。
 以上のような観点から、我が市原も時の流れには従わざるを得ません。これからは勝敗より親睦と健康保持により競技を楽しみたいと思います。

★ゲートボールに興じませんか。
・比較的簡単な施設・用具でできる
・単純そうで奥の深いゲーム
・運動量が少なく安全である
・特別な体力・運動能力を必要としない
・普段着でできる
・親睦と交流を深めるのに効果的である

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  茂原市三ヶ谷の服部農園あじさい屋敷は、2万7000㎡の敷地を擁し、山の斜面に広がる1万8000㎡に250品種、1万株以上ものあじさいが優美…
  2.  茂原市にある『ほのおか館(旧本納公民館)』で活動する本納陶芸クラブ。成形や絵付け・釉掛けの講師を担当する山本さんが設立し、約30年になる。…
  3.  仕事が休みの日の午前中は、太陽が昇るか昇らないかくらいの薄暗い、まだ肌寒い時間から庭作りを始めます。前日から明日はあれをやろう、これもやっ…
  4.  2020年1月17日、市原市田淵地区の地磁気逆転地層『千葉セクション』にちなみ、約77万4千年~12万9千年前の地質時代が、正式に『チバニ…
  5.  水が湧き出ている水路で、こんもり茂った花茎に白い小さな花がたくさん見られた。幅いっぱいに数メートルに渡って茂っている所もある。  ヨーロ…
  6.  市原市君塚在住の土井清二さん(72)は、2009年6月に出光興産株式会社アグリバイオ事業部を62歳で退職。以降、バックパッカーで一人アジア…
  7. 新型コロナウイルスの感染拡大に便乗して、大手通販サイトを装ったサイバー犯罪や、買った覚えのないマスクが届く悪質商法など、様々な事件が発生して…
  8. ◇住居に入り窃取する侵入盗を防止!  今年に入り、市原市内で住居に侵入し、金品を窃取する侵入盗が散見されています。被害の多くは、ガラス…
  9. 11月23日(土)、千葉市中央区のそごう千葉店で開催された『市原市・房総 災害復興フェア』。9月、10月に千葉県を襲った台風15号や暴風雨は…
  10.  毎年、年末は空き巣などの被害が増加する。また、今年は台風15号・19号の被害を狙った悪質商法や盗難事件等も発生しており、千葉県警察で…

ピックアップ記事

  1.  茂原市三ヶ谷の服部農園あじさい屋敷は、2万7000㎡の敷地を擁し、山の斜面に広がる1万8000㎡に250品種、1万株以上ものあじさいが優美…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る