そば打ちに挑戦!

そば打ちに挑戦!

 6月末、加茂公民館で『そば打ち体験教室』が行われ、男性8名と女性8名が参加、新堀町会を拠点に地域貢献活動を楽しむサークル『壱五会』代表者の齊藤忠夫さんと4名のメンバーがそば打ちを手伝った。粉を量り、水を3回に分けて加えながら混ぜて捏ね、手と麺棒で生地を伸ばして切るまで一通りの実演を見た後、作業にとりかかった。今回は小麦粉2割、そば粉8割のニハそば。小麦粉が多い方が捏ねやすいそう。
「水は入れすぎると修正がきかない。微調整は霧吹きで。耳たぶくらいの柔らかさになるまで捏ねて」丁寧に指導する。「最初は必ず失敗します。めげずに頑張りましょう。打ち方は人それぞれ。慣れてきたら自分のやり易い方法でいいんです」と齊藤さん。『壱五会』のメンバーも何度も失敗し、工夫しながらやり方を編み出したのだとか。
 使われた道具は初心者向けに、麺棒は太めのもの、包丁は約30センチの長めのものを用意した。のし台と、麺を一定間隔で切るために使用するこま板は作業しやすいように配慮したメンバーの手作り。「コシがあっておいしい」自ら打ったそばに大満足の参加者。そばをいただく時のだしつゆも『壱五会』の手作りだ。難しかったのは「生地を伸ばすところ」と皆さん。麺棒には力を入れずに、棒の重みでのし台を押す感じにするとよいそうだ。時間をかけると生地の水分がとんでしまうため、いかに手早くするかもポイント。「そば打ち体験、よかったです!」威勢のよい参加者の声と拍手でイベントは終了した。

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