『国分寺男塾』

公民館デビュー講座
『国分寺男塾』

 今年5月末から国分寺公民館でスタートした『国分寺男塾』。名前の通り、対象は男性。同館担当者は「時間と健康に自信のある方が、公民館を通じて地域で活動するきっかけになれば。そして、当初の参加型から、来年には、こんなこともやってみようと自主的に提案できる企画型に発展していけたらいいと考えています。災害時、横のつながりは大切。地域の連携が必要です。ゆくゆくは、皆さんが町のリーダーになってくれたら」と話す。
 全9回で来年2月まで、12月を除く毎月1回開講。初回の木彫りに始まって、江戸芸かっぽれや太極拳に挑戦したり、救急講習会あり男の料理ありと毎回バラエティーに富んだ内容。さっそく第1回目の『木彫り体験・写真フレーム作りに挑戦』にお邪魔した。
 工作室に集まったのは、市内在住の60代から80代の10名。みな、『おひとり様』で参加。単発の講座ではなく今後も交流が続くため、最初に「ひとり1分で」と自己紹介。「今春、会社を辞めて毎日が日曜日。今まで公民館に来たことはなかった。これから地元で活動したい」という人もいれば、「昨春リタイアした。アクアマラソン、佐倉マラソンに出場し、今月から野菜づくりに挑戦。秋にはアーチェリーもやる予定」という人も。在職中の肩書きにこだわる人もなく、挨拶を兼ねた率直な自己紹介に、雰囲気は和やかさを増す。
 自己紹介が終わり、木彫り体験を。講師は市内の木彫りサークル『木喰虫』で指導をする堀田笙子さん。材料も道具も堀田さんが用意。写真フレームの他、希望者はミニティッシュボックスを作れる。「小学校じゃない、国民学校以来だから80年ぶりにやる」と笑いを誘った人もいたが、ほとんどが未経験。
 堀田さんに教わりながら真剣な表情で取り組みつつも、「心筋梗塞で救急車で運ばれた」、「救急車は乗り心地いいですか」というやりとりや、「うちのかみさんと一緒に何かやるなんて~」、「そんなこと言って50年以上一緒にいるんでしょ」と、つっ込みが入ったりと雑談で盛り上がり、とても初対面の人たちとは思えない和気あいあいとしたひととき。1時間半ほどで次々と彫り上がり、仕上げにニスを塗って完成。塾生の殿方は出来上がりに満足の様子で、今後の参加を楽しみにしていた。

問合せ 国分寺公民館
TEL 0436・24・1600

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