体協通信 グラウンド・ゴルフで「健康づくり」
- 2013/9/27
- 市原版
体協通信 vol.48
グラウンド・ゴルフで「健康づくり」
市原市グラウンド・ゴルフ協会
グラウンド・ゴルフは「いつでも」「どこでも」「だれでも」できるスポーツ。昭和57年、鳥取県の現・湯梨浜町で文部省の生涯スポーツ推進事業として誕生しました。ルールが簡単で子どもから高齢者まで気軽に参加でき、広く全国に普及して、昭和58年に日本グラウンド・ゴルフ協会が、また、昭和63年には千葉県協会が設立され、全国で約150万人の愛好者が楽しんでいます。
市原市グラウンド・ゴルフ協会は平成11年3月に市民の「健康づくり」「仲間づくり」を目指して、加盟10団体、会員数135名で設立しました。同時に千葉県協会に加盟し、県大会や研修会参加、また、日本協会の「普及指導員」の資格を取得するなど、当協会の組織や大会運営の充実に努めてきました。
当初は「市民グラウンド・ゴルフ大会」を実施し、平成15年に「市長・教育長杯大会」を新設。平成20年は協会創立10周年で、記念大会を文化の森にて300名を超える参加者で開催しました。この10周年を機に加盟団体も28団体、会員数も500名を超え、翌21年には「朝比奈杯市原大会」と「市体協主催大会」が新たな事業として開催されるようになりました。平成22年には「ゆめ半島・千葉国体」のデモ・スポ行事として、グラウンド・ゴルフ競技が市原臨海球場(現ゼットエーボールパーク)で盛大に開催。平成24年には現(公財)市原市体育協会への加盟によって「市民体育大会」が加えられ、現在、年5回の大会が毎回300名ほどの参加を得て、展開されています。
グラウンド・ゴルフが多くの人々に親しまれ、健康づくりに有効と言われる理由は、楽しく面白いスポーツであることと、ボールを打つ時の強さや方向など、高度な集中力が養われることにあるでしょう。更に、地域ごとに近くの公園や広場で、毎週定期的に継続して練習している活動が、健康づくりに大いに役だっているものと考えます。今後も市民の健康づくりのために、各地域でグラウンド・ゴルフが活発に行われるよう、当協会は応援していきたい。