くるくる変わる絵に子どもも夢中?

くるくる変わる絵に子どもも夢中?

 10月23日(水)、五井公民館主催で『読み聞かせの勧め 手作り絵本』講座が開かれ、7名の受講者が参加した。講師は児童文学者協会会員の河野睦美さん。全4回シリーズの1回目だった23日は『六角がえし』作成を行った。「六角がえしは紙の万華鏡のようなもの。たまご、ひよこ、にわとりと捲ると子どもが喜ぶものから、自由な図柄を描いて6面使って遊ぶものまで場面が変わるだけで面白い」と河野さん。
 作りかたも簡単で、まず1辺を10センチ弱の正三角形の型紙を作る。次に八つ切りの画用紙に正三角形の10個分の型で作れる長方形を切り取る。端を切り落とし、折り目に折り筋を入れながら折ると六角形が出来上がる。「線がずれちゃうけど大丈夫かな。折るのが難しい」という参加者の声に、「少しずつなら修正可能です。ボンドだけだとなかなか付かないので両面テープを。貼るときは正しい場所かを確かめて」と河野さんのアドバイス。
 隣の席同士で確認し合うなど作業は和気あいあいと進んだ。色鉛筆やペンだけで絵を描くだけでなく、シールを貼るなど工夫することでそれぞれの個性が映し出される。参加者たちは完成した作品を交互に見せ合いながら、第2回目『飛び出すしかけのカード』へと期待を膨らませた。

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