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今年も足腰を鍛えて健康な一年を【市原市】
- 2020/1/10
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市原市南部保健福祉センター(なのはな館・牛久377の1)では、毎週水曜と金曜と日曜の3日間、健康増進室によるストレッチ教室が開催されている。開催時間は水曜が13時半から14時、金曜は午前10時から10時半、午後13時半から14時の2回、昨年5月より新規開設された日曜日は13時半から14時10分まで。希望者は事前に安全講習会を受講し、登録カードを発行してもらう必要がある。
同館スタッフの秋葉さんは、「なのはな館は、オープンして5年目になり、現在、健康増進室の登録者数は3600人を超えています。3時間百円で、ストレッチ教室や健康器具マシーン、歩行プールの利用が可能ですので、是非いらして下さい」と、話す。60歳以上の方が登録可能で、取材日のストレッチ教室には80代の参加者も多く見えていた。また市原市在住の人が利用可能なため、利用者は近隣だけに留まらず、ちはら台や国分寺台、姉崎や有秋など市内全域から足を運んでいる。
ストレッチ教室の運動指導員は、「6名の担当者が交代でストレッチ教室やマシーン、歩行用プールのウオーキング教室の指導を行っています。ストレッチ教室は団体指導なので、毎回いらした方の筋肉を確認しながら個々の対応に注意しています」と話し、伸びやかな声で参加者たちの前に立った。簡単な準備運動を終えての、手足の上げ伸ばしや両足でボールを挟んだ状態での骨盤筋肉のトレーニング。参加者10名が、お互いの腕にある筋肉のツボを刺激し合う場面も。「これをやるとマッサージ大会になるんです」という指導員の声に笑いが巻き起こり、「自分で覚えて、自分の手が届かないところを人に押して!とお願いするのがベスト」といいながら、参加者達の間を回る。ほぼ9割のストレッチが座った状態で行うので、身体への負担はない。利用者の60代女性は、「私は開館と同時に登録しました。初めは張り切って週5で通い無理をしてしまったので、今は週2のペースでちょうどいいです。ストレッチ教室とプールとマシーンを楽しんでいます。私も80代になった時に、みなさんのように元気でいたいです」と、話した。また、70代の男性は週3回プールに通い1時間以上かけて水中を歩いているとか。「腰痛があるので陸上では運動しづらいが、プールなら無理なくできる。やりがいがある」と、熱心に語ってくれた。
同館の歩行プールは市内で唯一のもの。チームリーダーの福岡淳子さんは、「ストレッチ教室や歩行プールを利用していただいた方達には、足腰が強くなったと感想をいただいています。プールで行うアクアビクス講習もありますので、たくさんの方のご来館をお待ちしています」と話した。利用方法など詳細については問合せを。
(問)南部保健福祉センター
TEL0436・92・1481