無線の魅力

 タクシー無線、ラジオなど電波を使った通信手段は日常的によく見かける。これを趣味として楽しんでいるのが『アマチュア無線』の愛好家たちだ。「携帯電話、インターネットなど便利で確実な通信手段がある中で敢えて不確実な無線というものを使って交信するところに楽しみがあります」と話すのはちはら台コミュニティセンターで活動を行っている『ちはら台アマチュア無線クラブ』代表の菊池千春さん。 
 10代から80代までの男女20名のクラブで毎月第2土曜日に活動中。今年で結成15年目。世界中の様々な国の人たちとも交信を通じて友達になれる。モールス信号や『Q符号』という無線用の略号は世界共通、現地の言葉を話せなくても国際交流を楽しむことができる。普段の活動は年に2回参加するコンテストについての話し合いが主だという。一定時間内にどれだけたくさんの局と交信できるかを競い合うコンテストに向けてどの機材・アンテナを使うか、それぞれの役割分担や交信を行う場所などを決める。見晴らしのいい高い場所が好条件だそう。
 2010年には日本アマチュア無線連盟主催のコンテストで全国4位になった。また、コミュニティセンターの文化祭などでは『モールス体験コーナー』など大人から子どもまで楽しめる企画やゲームを用意したり、地域での活動も行っている。無線が最も役に立つのは何と言っても災害時。無線の強みは天候に左右されないこと。電話がつながらない時、貴重な通信手段となり得ることから緊急時に無線を持っている人が市に情報提供したり、日頃から市とアマチュア無線クラブで防災訓練を行ったりもしている。メンバーの多くは市原市の非常時通信ボランティアに登録している。「クラブでは技術のノウハウを教え合ったり、同志の仲間と親睦を深めることができます。一緒に活動してくれるメンバーを募集中です」と菊池さん。アマチュア無線の免許が必要だが、受験相談にも応じてくれる。

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