年間700件以上の相談を受け、チャイルド・ユースサポート章に

 3月末、NPO法人『こころの相談室いちはら』が、子どもや若者を育成支援する活動で地域や社会に貢献したとして内閣府による『チャイルド・ユースサポート章』を受章した。理事長の西村妙子さんは喜びながらも「ひっそりと活動してきたので、プレッシャーです」と話す。
 自殺防止の電話相談員だった西村さんが「もっと一人ひとりと親身にかかわりたい」と面談での相談室を立ち上げて12年経つ。うつ、DV、虐待、ひきこもり、パニック障害、神経症、人間関係など相談件数は年々増加し、一昨年から700件を超えた。「信頼できる人と話をすれば心が軽くなる。もしいなければ、悩みを一人で抱えこまないで、とりあえず来て下さい」
 携わる心理カウンセラーや精神保健福祉士、精神科医は全てボランティア。家賃や運営費用は賛助会費で賄っている。「多くの善意に支えられてきました」。1回の面談で元気になる来室者もいれば、数年にわたるケースもあるが、「荷物を下ろし明るい表情になってくれれば嬉しい」。活動が発展し5年前からひきこもり支援の場として『自由空間』も開設した。月2回だが、スポーツや茶話会を通じ、悩みを抱える仲間と交流でき、元塾講師の大野澄さんらの学習支援も受けられる。「第2の安心できる家です」
 相談は五井西ウルマ駅前ビル5階にて。月曜から土曜日の9時30分から17時まで。初回2千円、次回から1千円(1時間)。要予約。他に子育てやコミュニケーションスキルなどのワークショップや講演会の講師派遣もしている。

問合せ 同相談室
TEL 0436・21・0033

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