試合で闘う自分を信じる
- 2013/11/29
- 市原版
試合で闘う自分を信じる
総合格闘家 宮崎 直人さん
市原市番場在住の宮崎直人さん(30)が、10月14日(祝)に新宿FACAで行われた『DEEP TOKYO IMPACT wave6』でライト級グランプリを獲得した。総合格闘家である宮崎さんは、現在総合格闘技津田沼道場に所属し、練習に励む毎日を送っている。
「総合格闘技を始めたのは23歳の時。中学生の頃からテレビ番組を見て、かっこいいなぁと憧れていた」という宮崎さん。県立千葉南高校を卒業後、明治大学政治経済学部に入学した。「小、中とサッカー部に所属、加えて空手をずっと続けていた。千葉南高校に入ったのは空手部があったから。大学に入っても空手はやっていたものの、技に限りのある空手より、大学卒業後は本気で格闘家になって挑戦してみたかった。格闘技は何でもありのスポーツで強さの象徴。周りの多くが就職活動をしても焦りは特に感じなかった」と話す宮崎さんの物腰はとても穏やかだ。
目標通り総合格闘技道場に入ったものの、初めて寝技をした時は様々な衝撃から決意が揺らぎかけたこともあった。当時を思い出したように少し恥ずかしそうに笑いながら、「痛さもあったし、自分が強いと自信過剰になっていたのだと思う。でも、1年頑張ってみようと決めて、今がある」と続ける。
卒業後に入ったジムから、2年前に現在所属する『総合格闘技道場津田沼』へと移籍した。練習内容や大会への取り組みが、綿密に組まれていることが狙いだった。そして、宮崎さんは「毎日の練習は2時間ほど。ポイントを変えての自由なスパークリングが主な練習だが、ジムを移籍して確実に力をつけられたのは、練習相手に強い選手が増えたから。次回はチャンピオンとのタイトルマッチがあるのでベルトを勝ち取りたいし、目指すは海外のUFC!」と目を輝かせた。
普段のストレス解消法はスパに行って汗を流すこと。だが大切なのは、「ストレスを溜めないようにすること」だ。減量も、1カ月近く前から有酸素運動を行う、夜の食事に炭水化物を控えめにするなど無理をしないで体重を落とすことを心がけている。そんな宮崎さんの強さの秘訣は何なのか。「優勝はしたが、今の自分が強いとは思っていない。自分より強い人はいっぱいいる。試合前の減量、試合への緊張、試合期間の長さなど色々考えないことは必要かも。放っておいても試合は来る、その日がきたら勝つ。試合の前に相手選手を映像で分析したりするけれど、試合で闘う瞬間の自分を信じている」と告げた顔には、はっきりとした強さがあった。宮崎さんの強さとは覚悟の表れなのかもしれない。
現在、試合に向けて練習を続けているが、他にも平日午後に地元の幼稚園で子ども達に空手を教えるなど活躍の場を広げている。
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