春に向けての土作り

 昨年12月、ちはら台コミュニティセンター主催『ちはらファーミングクラブ』で冬の土作りをテーマに講義が行われた。粒子同士のすき間が適度にある土は通気性、保水性や保肥力が高い。そんな理想的な土を作るための作業について、講師の島田正雄さんが手ほどきを行った。
 まずは最低でも20センチくらいの深さまで荒く耕すこと。大根などは根が張るので30センチほど必要となる。そして遅効性の植物性有機肥料を施す。12月か1月なら残菜を刻んだものをゆっくりと発酵させるのもよい。キャベツやブロッコリーなどは防虫効果も期待できるという。
 一方、春以降は細かく耕す。即効性の無機肥料を使ってもよい。分解型の微生物が活動を始めるこの時期、未熟な生の肥料はガスが出るので不向き。また、連作障害が起こるのは土の中の栄養が不足し、同種の虫や病原菌が蓄積するから。同じナス科のジャガイモ、トマト、ピーマン、ナスなどは続けて植え付けをしない方がよい。
 土のPH値(水素イオン濃度)を調べた上で適した作物を選んだり、土壌を改良することも必要。雨の多い日本では土が酸性に傾きやすいので石灰を投入するなどしてPH値の調節を。「農作物を育てる前に、その作物に適した土を作ってあげることが大切」と島田さん。春に向けての土作り、準備は万全?

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