歌声列車に感謝状
- 2014/2/7
- 市原版

シニア文化の最前線とマスコミに取り上げられ、今や日本中に知れわたる『歌声列車IN小湊鉄道』。30回目を迎えた1月19日、小湊鉄道(株)から主催するボランティアに感謝状が贈られ式典が行われた。偶数月の第3日曜日、五井駅から養老渓谷駅を2時間半かけて往復し、懐メロ、童謡や唱歌を合唱する。同鉄道は『歌声列車』のエンブレムをつけた貸し切り車両を出し協力する。
司会の清水厚史(芸名笑レク)さん(68)は「元代表平哲也さんが立ち上げた歌声サークル『昭和の歌をうたう会』と『市原歌声を楽しむ会』が母体。2009年のスタート時には参加者が集まるか心配したが、お腹の底から大声で歌い笑う一体感が喜ばれた。夢は房総一周歌声列車」と明るく話す。
毎回キャンセル待ち続出で翌月に臨時号を出すほどの人気。アコーディオンの徳永さん、ハーモニカの原地さん、リズム&音響の安藤さん、キーボードの大久保さんの伴奏で歌い、楽しい余興に拍手喝采した参加者延べ人数2千人。オリジナル曲も生まれた。
式典当日の乗客は40数人。首都圏はもとより秋田から来た中学校同級生グループもいた。「元気の源。笑レクさんのファン」と話す五井在住の92歳の時田さんはなんと30回全て出席したという。(荻野)
問合せ 小湊鉄道(株)
TEL 0436・21・6771