祝!新たなる人生スタート
- 2014/4/11
- 市原版
3月1日(土)、市原市市民会館会議棟でおおよそ『還暦式』(市原市市民活動センター主催)が開催され、佐久間市原市長、深谷会長(市社会福祉協議会)があいさつをした。
会場では『いちはらアート×ミックス』の宣伝後、『壮年の主張』が始まった。選ばれた2人のうち、まずは高橋紀三郎さん。パワーポイントを利用しながらわかりやすく、現在所属している『傾聴の会 ひだまり』までのいきさつと活動を語った。続いて自分の趣味が転じて『レコード交流会』を始めた石川英明さん。自宅には約400枚のレコードがあるという。当日は持参したレコードプレーヤーを使って音楽を聴きながら「この原曲は?」など石川さんからの質問に参加者は楽しげに答えていた。
講演『輝け!セカンドライフ』と題して講師の早野矢須男さん(NPO法人ナルク企画室長)からエンディングノートの製作苦労や周囲の反響の凄さに驚いた話などが語られた。昔は、生前に自分の人生の最期についての話を家族とすることはタブーとされてきたが、最近では、もしもの時に備えエンディングノートを活用している人が増えてきたという。遺言とは違い、あくまでも介護や看護、葬儀、財産についてなどの本人希望を書き残すものだという。「人生の最期を自分らしくしたいという人が増えてきたのでは」と早野さん。
また、各コーナーが設けられ健康チエック、体操、百人一首、孫の写真コンクールなどが行われた。地産地消では地元で取れた新鮮な野菜などが並び、房総まつり寿司体験では、巻寿司の切り口から花の形が現れると「おいしそう」と参加者から声があがった。