知って損することはひとつも無い!あなたは大丈夫?

 5月30日(土)、市原市勤労会館(Youホール)では市原市主催で『消費者のつどい いちはら2015』が開催された。昭和43年5月に国民の消費生活の安定と向上を確保することを目的とした『消費者基本法』が制定され、10周年にあたる昭和53年から毎年5月30日は『消費者の日』とされ、さらに10年後の昭和63年からは5月を『消費者月間』と定めた。以後毎年、さらに消費者保護を推進するために統一のテーマを掲げ、全国的に消費者月間記念行事が行われている。平成27年度のテーマは『みんなでつくろう!消費者が主役の社会!』。市原市では2時間半にわたって、ぷろぺら雑技団による寸劇と粂智仁さんによる講演会がプログラムに盛り込まれた。
 ぷろぺら雑技団による寸劇は、『わたしは大丈夫!?悪質商法、詐欺があなたを狙っています』と題して、加藤明さんと千春さん夫婦、そして娘の郁美さんの3人が演じた。近年社会問題にもなっている『オレおれ詐欺』や、まさか詐欺だとは思わない『大当たり商法』、不幸が起こるとついすがりついてしまうかもしれない『霊感商法』など様々な詐欺をコミカルに分かりやすく紹介。千春さんのギターに合わせて、明さんが「電話を切って、家族に電話。絶対金は振り込まない」など歌いあげ、詐欺の撃退方法を声高に訴えた。1つが周知されるとまた新たな手口が生まれる詐欺商法。劇を終えた3人は、「これを見たことで、少しでも気をつけようと思ってもらえたら嬉しい」と声を揃えた。
 また、行政書士として活躍する粂さんは、『老後の備え。上手な人生のたたみ方』をテーマに講演を行い、超高齢化社会でいかに上手に生きていくかを紹介。『介護保険の仕組み』や『遺言書の大切さ』、『生前贈与のポイント』などを流暢に解説、聴講者からは驚きや時には笑いの声が聞こえた。「身内が亡くなって3カ月のみ相続の放棄は可能です。プラスの財産はいつでもいらないと言えるけど、借金などマイナスのものはそれを過ぎると逃れられません」、「相続税の申告は10カ月以内にしなければならないが、手続きはいつでもいいんです。ただ、放っておくと相続人は増えてしまいますよ」など普段はなかなか得ることのできない知識に、メモを取る人の姿も見られた。「これからどう動くのか、そのきっかけにしてもらえたら」という粂さんに、聴講者からは「成年後見人は誰がなれるんですか。契約費用はどれくらいなんですか」などの質問が飛んだ。身を守るための知識、家族を守るための法律、聴講者たちはかけがえのない情報が得られただろう。『消費者月間』に限らず、自らが知識を得ようとする姿勢が、今の社会では一番必要なことなのかもしれない。

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