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自分の思いを伝えるコンテスト 人気ラジオ英語講師のレッスンも
- 2016/1/8
- 市原版, シティライフ掲載記事
「世界各国を紹介するライターになりたい」、「人の命を救う仕事に就きたい」、「古書店を開きたい」と堂々と英語でスピーチしたのは県内各地から参加した中学生たち。昨秋、学園祭が開催されていた清和大学にて、学校法人君津学園主催『第14回中学生英語スピーチコンテスト』が開かれた。テーマは『私の夢』。一次審査を勝ち抜いて出場した7名全員に優秀賞、理事長賞など各賞が与えられた。
最優秀賞を獲得したのは袖ケ浦市立昭和中学校3年生の川崎ジェスさん。「文化やコミュニケーションの行き違いによるいじめが起こらない社会を作りたい」と具体的な解決法を表現力豊かに語った。一昨年フィリピンから来日したばかり。「先生からアドバイスを受け何度も練習した。フィリピンの祖母に結果を伝えたい」と受賞を喜んだ。賞品はトロフィーと賞状、旅行券、英語学習教材など。受賞者を出した同校にも学校賞が贈られた。結果はザ・ジャパン・タイムズ発行の英字新聞『週刊ST』に掲載される。
毎回コンテストは、NHKラジオ講座基礎英語2の講師で審査員長の阿野幸一さんによる楽しい英語ミニレッスンも行われる。同学園国際交流室室長の木嶋勇一さんは「若者に国際社会に通用する語学力とグローバルな視点を持ってほしいと開催している。自分の思いを伝えるコンテストに参加することで、コミュニケーション能力を高めてほしい」と県内の中学生全てに次回の応募を期待する。外国籍、帰国子女でも出場条件は問わない。
問合せ 木嶋さん
TEL 0436・36・7131
(市原中央高等学校)