今年も大熱戦!南白亀川イカダのぼり大会で優勝を目指せ

 7月20日(日)、白子町の南白亀川(なばきがわ)で『第20回南白亀川イカダのぼり大会』が開催され、約409人が参加した。大会について白子町役場総務課の森晃子さんは、「町政40周年を記念して始まったイカダのぼり大会も、今年は20回目ということで参加チームも力が入っています。イカダ下りはよくありますが、ここは満潮時に川が逆流する現象を利用して川を遡る全国でも珍しい『イカダのぼり』。今年は56チームが参加してくれました。レースのスピードを競うだけでなく、川で楽しんでもらうことで自然の良さを見つめ直すきっかけになれば」と話す。
 レースはスピードを競うG1レースと楽しさを追求するG2レースの大きく2つに分かれている。G1レースは全27チームが参加、3回に分けて予選を行い、上位9チームが決勝に進出し優勝を狙う。G2レースは、『小学生の部』、『家族の部』、『小型イカダの部』、『女性の部』で部門ごとに勝利を競う。イカダは原則自作で、『アナと雪の女王』をモチーフにしたイカダなど独特の個性が光るものもあった。姉妹都市の長野県にある小谷(おたに)村からの参加も2チームあり、村長の松本久志さん(65)は「長野県は海がないので地元では船やイカダに縁がない。暑いところで水にちなんだスポーツをしないので、毎年優勝するぞと意気込んでます」と笑顔で語る。
 G1レースの優勝は『みずほ防災会』。同会のメンバーは勝因を、「なによりチームワーク」だと声を高める。腰のあたりまで水に沈んだ状態でゴールをしたチームもあったが、ゴール地点では「最初にぶつかったのがダメだったね」、「もっと水を軽く掻くようにしないと疲れちゃうな」という反省の声や、「去年の3分の1の速さだから上出来だよ」という喜びの言葉まで様々な声が聞けた。
 『小型イカダの部』で勝利した『南白亀の里』の乗組員は3名。近くでデイサービス会社経営をしているという男性は87歳だという。「今年は12回目の参加で、来年も来ます!」とすでに気合いたっぷり。職場で参加しているチームが多く、『家族の部』優勝チームの『まんまるJr』も同様だ。「父親同士が職場仲間。メンバーは変わったけれど、チームは引き継がれています。今回子どもは初参加ですが、産まれてからずっと会場に来ています」と話す母親は、暑い中ベビーカーを押しながら大会を観戦した時を思い出していた。
 川べりには南白亀川遊歩道が整備されていて、レースが始まると歓声が沸く。力が入った観戦をするのは『小学生の部』の保護者たち。孫が出場するという男性は、ゴール地点でそわそわしながら何度も下流を覗き込んだ。その中、見事1位に輝いたのは『白潟(しらかた)小パイレーツ』。教師が2名加わり、子どもたちと一緒にオールをこいだ。『女性の部』で優勝した『アフロディーテ東金』も、ゴール地点で方向があわや乱れかけ、2位が接近。底力で逃げ切り、熱戦を繰り広げた。会場では、パフォーマー『じっきぃ』や白子町の太鼓衆『楽(らく)』、大網白里市のラテンダンスフィットネスチームのショーの他、『G1レース優勝準優勝予想あて投票』も行われ、11時から14時という短い時間であったが盛大な盛り上がりを見せた。

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