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違いのわかる男たち
- 2016/2/26
- 市原版, シティライフ掲載記事
ドイツパンとビーフシチュー
硬いドイツパンを日本人向けにアレンジしたパン2種とビーフシチューを作る『男のこだわり料理~ドイツ風パン作り』(ちはら台コミュニティセンター主催)が2月7日に開かれ、10名が参加した。講師は山武市在住の高田温美さんとアシスタントの竹石さんと山口さん。
パン2種は一つの生地から作る。材料は強力粉8割と薄力粉2割、皮が香ばしくなるモルトパウダー、スキムミルク、ショートニングなど。講座担当者は「料理のきっかけになればと企画した」と話すが、すでにイタリアン、パンや和菓子教室に通う参加者もいて、調理台に生地を打ち付ける姿は慣れた様子。力強く捏ね、発酵や分割を終えると手早く成形に取り掛かった。
丸いブレッチェンは手の平で形を作る。ケシの実パンは細長く成形し、波型に置いたキャンバス布などの間におく。布で両側から支えると「仕上げ発酵時に立ち上がり、コッペパン型になる」そうだ。水刷毛でケシの実をたっぷりつけ焼成した。
シチューの牛肉300gは「フォークなどで筋を切りひと口大に。みじん切りキウイ1個、塩麹大さじ1、ヨーグルト大さじ2に2時間以上浸けると柔らかくなる」。参加者は探究心旺盛、野菜や調味料を煮込む間にもメモを取りながら質問。味に深みが出るインスタントコーヒー少々を加える前後にはそれぞれ味見し、研究していた。すりおろしたジャガイモでとろみをつけ完成。高田さんは「プロ並みの方もいてドキドキした」とほっとした様子で講座を終えた。