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魔女が教える冬のアロマ
- 2016/2/26
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植物から抽出した精油を使うアロマテラピーは心と体のバランスを整え、自然治癒力を増す。1月31日、茂原市東部台文化会館にて『冬のほんわかあったかアロマ教室』が開かれ、24名が参加した。
講師は東京在住のアロマセラピスト篠木由美さん。クレオパトラも愛用したというバラの香油は「花60個分で一滴」、フランキンセンスは「キリスト生誕のとき捧げられた乳香」と篠木さんは香りの小瓶を参加者に回す。「香料、薬やお茶になるハーブは満月の夜に効用が高くなる。夜、女性たちがハーブを収穫する様子が魔女と箒を結びつけた」とアロマにまつわる話を続けた。
冬に気分が沈む冬季うつに効く香りは柑橘系の「王様の果実」と呼ばれるマンダリンとベルガモット。「ベルガモットの香りの紅茶アールグレイは日照時間の短いイギリス発祥」。香りで脳は抗うつホルモンに指令を出す。「不眠で」と訴えた女性には「穏やかに効くラベンダー」を勧めた。心配事は「オレンジの香りでハッピーになる」
後半はアンチエイジング効果のあるルイボスマンゴーティー、講師手作りのローズマリーと紅茶入りクッキーで一息いれ口紅作り。マカデミアナッツ油、コケモモバター、蜜蝋や自然素材の色素などを湯煎にかけ溶かし、リップ容器に素早く流し込むだけ。アロマ効果のためか、「実験みたい」、「魔女色になった」と講座開始時に表情の硬かった参加者たちも笑い声を響かせ完成させた。魔女修行もする篠木さん伝授の魔法の言葉は「まっいいか」。