保険の支払総額は家一軒分 契約は慎重に

暮らしとお金の話 パート2 

 7月1日、姉崎公民館主催事業『暮らしとお金の話』(全3回)の第2回『生命保険の掛け方、約款の注意点』が開かれ、8名が参加した。講師は千葉県金融広報委員会の金融広報アドバイザー、齋藤喜代美さん。
 保険は貯蓄でカバーできないリスクに備えるもの。子どもなど経済的に支えたい人の有無、貯蓄や年金、ローンの増減などで必要度が変わる。保険料の支払額と保障内容や受取額が現在の自分の生活に見合うかどうか、ときどき見直したい。
 消費生活相談員でもある齋藤さんは「契約前に、約款をよく読んで」と繰り返す。約款は一方的に事業者が作成したもの。消費者に不利な条件もあるので、「メリットだけ強調した広告を鵜呑みにしないで」。
 支払総額は家一軒建てられる額になるものもある。「約款を何社からも取り寄せ、比較してほしい」とのこと。すでに契約した保険もいざという時に本当に頼れるのか読んでおきたい。特に加入条件のゆるい保険は、支払い条件が厳しいので吟味したい。「また、告知書の記載は正しく」と健康診断結果を書き忘れた例をあげた。
 医療保険をかける前には「医療費には自己負担限度額がある」ことを知っておきたい。高額な自己負担金は高額療養費制度により一部払い戻される。手にするのに3カ月以上かかるが、「事前に市の国民健康保険窓口に『限度額適用認定証』を申請し、医療機関に提出すればその場で自己負担限度額だけ支払えば済む」。その上で保障額を決めよう。
 最後に齋藤さんが「どんな保険より健康に勝る保険はありません」ときっぱり言うと、参加者から拍手が起こった。

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