今夏オープン 閉鎖された臨海合宿所がお化け屋敷『臨怪荘』に

おでかけアラモード
~人気漁協直営店で海の幸を食べ尽くす

 今年8月、南房総のリゾート地、館山市波左間海岸近くに、お化け屋敷『館山恐怖倶楽部 臨怪荘』がオープンした。
 お化け屋敷というと、夏限定のイベントとしてレジャー施設等で営業されるのが普通だが、ここは違う。年間通じて営業する。オーナーは農場でキャンプ場やBBQ場、農業体験ができる『館山シーサイドビレッジ』を経営する㈱あいさ創日。
 代表取締役の田中沙苗さんは「2007年に閉鎖した千葉市の臨海合宿施設、臨海荘を2013年に弊社が買い取り、農業体験用の宿泊施設に建て替えようと計画していたところ、敷地に縄文時代の遺跡が眠っているとのことで取り壊しができなくなりました。使途に困っていたら地元の方から、老朽化した廃墟の雰囲気を生かして、お化け屋敷にしたらどうかと提案されました。それで、お化け屋敷プロデューサーの五味弘文さんに監修をお願いしました」と話す。五味さんといえば日本ホラー、お化け屋敷の第一人者としても有名な人。メディアでも頻繁に取り上げられているのでご存知の方も多いだろう。
 3階建ての建物の2、3階は宿泊スペース、1階がお化け屋敷。伝奇小説『南総里見八犬伝』をモチーフに、「武士の呪いで正気を失った男が、臨海学校に参加した8人の学生を殺害し、施設に霊がはびこるようになった」という設定で演出されている。
 入場は1グループ(約4名)ずつ。指示された場所を進んでいくミッションクリア型のアトラクション。来場者の中には「3度目のリベンジ」と木更津市から来た家族や、入館して数分でリタイアしてしまった千葉市から来た子ども連れの家族ほか、県外から来た五味さんファンも。「今まで五味さんがプロデュースしたお化け屋敷は全て入ったが、ここが一番怖い!」と言ったとか。取材日は地元の高校生カップル2組と入場。普通のお化け屋敷よりかなり広い。通常、約30分でゴールするそうだが、私たちはその倍近い時間がかかってしまった。お化けに出くわす前の段階、館内の雰囲気に怖じ気づき誰も前に進めず、歩いている時間より止まっている時間の方が長かったからだ。
 田中さんは「お化け屋敷が館山の活性化につながれば。足の不自由な方にも楽しんでいただけるよう車椅子対応や、インバウンド(訪日外国人旅行)も視野に入れ、世界一のお化け屋敷に発展させることが使命だと考えています。既存の概念や常識にとらわれず自由な発想で、館山の新たな観光名所をつくり上げていきたい。農園ではサツマイモ掘りなど季節の野菜収穫体験なども楽しめます。目の前はキレイな海。是非、アウトドアと美味しい秋の味覚を味わってください」とのこと。
 格別親しくなかった男女が一緒にお化け屋敷体験後にカップルになる確率が高く、婚活に利用したいという声も多い。また、お化け屋敷をハロウィンパーティはじめ様々なイベントの会場として使いたいというリクエストもあり応えるつもりでいる。更に将来的には、宿泊中にもお化けが現れるような仕掛けも検討中。
 建物での宿泊、敷地内にあるキャンプ場やBBQ、ピザ作りや野菜収穫など農業体験等の料金等詳細はHP参照。近日中にカフェもオープン予定。

//tsv.chiba.jp
入場料金
大人1300円、中学生以下800円。※入場は6歳以上。小学生以下は保護者同伴にて入場。
開館時間は13~16時。

問合せ 館山シーサイドビレッジ内臨怪荘(館山市波左間153 房総フラワーライン波左間海岸国民休暇村斜め前に看板あり。海岸から徒歩3分)
TEL 0470・29・1194

 館山に来たからには鮮度抜群の海の幸をお腹一杯、しかもリーズナブルに食べたい。そんな人たちから熱烈に支持を受けているのが、波左間から洲埼を経由して平砂浦を過ぎた所にある相浜漁協直営店『相浜亭』。イチオシは『はらいっぺえ定食』(刺身や天ぷら盛り合わせ、煮魚、小鉢3種に味噌汁、ごはん)。名物『相浜定食』や『海鮮丼』も定番人気だ。その他、丼や定食も600円から。昼前後には満席になることが多い。10時から営業しているので、お化け屋敷へ行く前に行ってみるのもオススメ。

問合せ 相浜亭(館山市相浜235)
TEL 0470・28・2345
営業時間 10~17時。(水)休

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ


今週のシティライフ掲載記事

  1.  コロナ禍で中止していた観音寺(鴨川市)の『ひなまつり』が3年ぶりに開催される。慶応元年(1865年)、現在の鴨川市に生まれ日本のためにと自…
  2. 【写真】(前列左から)会長・後藤さん、講師・片岡さん、     (後列左から)会員の常盤さん、後藤さん、市原さん、中村さん …
  3. 【写真】工房の庭にて。小原さん(左)、齊藤さん  睦沢町下之郷に2人の陶芸家が住んでいる。『夢楽工房』を共同で主宰する齊藤…
  4.  寒い冬の真っ只中、皆さんはどうお過ごしでしょうか?家にこもりがちで、外に出ない方も多いかもしれません。こんな時こそ、ウインタースポーツとし…
  5.  秋晴れのなかの11月6日、茂原公園の広場をスタートに『第19回千葉県ウォークラリー大会茂原会場』が開催された。毎年開かれているこの大会も、…
  6.  ツグミという野鳥をご存じの方も多いだろう。体長23~25㎝、白い眉斑で、頭から背面は黒褐色。羽が茶褐色で、胸から腹にかけてはうろこ状の黒い…
  7.  小湊鐵道光風台駅から、西方に歩いて15分程にある鶴峯八幡宮。鎌倉時代・建治3年(1277)に本宮大分県の宇佐八幡宮より御分霊を戴き、お祀り…
  8.  昨年も、『こでまりの夢』をお読みいただきありがとうございました。昨年は17年間のコラムをまとめ、出版することが出来ました。これもひとえに、…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1.  コロナ禍で中止していた観音寺(鴨川市)の『ひなまつり』が3年ぶりに開催される。慶応元年(1865年)、現在の鴨川市に生まれ日本のためにと自…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る