分解したら、新たな世界が見えるかも!?

 GW期間中に旧里見小学校で開催された『吉田事物屋』。分解・解体をするワークショップとあって、参加者から「過去に何個か分解を試みたことがありますが、おっかなびっくりでした。今日は思い切りできると楽しみに来ました!」と意気込む声が上がる。
 講師の吉田和司さんは、「最近の製品になるほど分解は難しいんです。外側にネジを使わなかったり、普段見ないような複雑なネジで留められていたり。プリンターを解体した姉弟は1時間半ほどかけてくれました」と満足そうに話す。分解するのは使わなくなった物で、主に地元の人から収集したもの。携帯電話や腕時計、ラジカセなどの約30の製品の分解に、小学生から50歳前後までの大人が挑戦する。
 千葉市から訪れた家族はCDコンポに夢中。両親よりも目を輝かせる男児は、「この部品、換気扇みたいじゃない?」、「なんだか宇宙基地に見えるな」など話しながら作業を進めて行く。分解が終了すると、すべての部品の中から気に入った物を選び、タイトルをつけて棚に飾る。「壊し過ぎるとアートじゃなくなっちゃうよなぁ」と、父親がこだわりを見せる一面も。
 「タイトルは自由です。そんな発想もあるんだ、と意外な発見もあります」と吉田さんも舌を巻くのは、プッシュ式固定電話の受話器を『トンネル』と名付けた作品。分解を終えた感想には、「楽しかった」というものだけでなく「思ったよりも手強かった」など努力を滲ませるものも見られた。作品は、次回アート×ミックス2017で展示予定。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  長柄町との境・市原市金剛地にあるブルーベリーの里・ふるさとファーム。5面の畑で180アール・3000株以上が植えられた、県内最大級のブルー…
  2.  大月昭和(あきかず)さん(79)・ユキさん夫妻(74)は、揃って日本絵手紙協会公認の絵手紙講師を務めている。昭和さんはよみうりカルチャーセ…
  3.  長南町の山あい、山形俊男さん(77)の自宅には、1枚A4サイズにプリントされ、地域ごとにまとめられた140冊の写真ファイルがある。タイトル…
  4.  茂原市三ヶ谷の服部農園あじさい屋敷は、2万7000㎡の敷地を擁し、山の斜面に広がる1万8000㎡に250品種、1万株以上ものあじさいが優美…
  5.  近年の集中豪雨や大型台風などで起こる風水害。これからのシーズンは特に発生しやすくなる。また、新型コロナウイルス感染症が収束しない中でも、災…
  6. 新型コロナ感染防止対策が長引くなか、新しい詐欺の手口が確認されています。あらためて注意し、被害を未然に防止しましょう。 ◇予兆電話、自宅訪…

ピックアップ記事

  1.  長柄町との境・市原市金剛地にあるブルーベリーの里・ふるさとファーム。5面の畑で180アール・3000株以上が植えられた、県内最大級のブルー…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る