季節のスケッチ

俳画と文 松下佳紀

散歩していたら、冬枯れの田に百羽以上の鴉がたむろしていた。鳥としては図体の大きい黒装束の集団はちょっと不気味だ▼餌をあさっているらしいが、何だろう。そっと近寄ると、私を警戒していたのが一羽、二羽と飛びたち、やがて全ての鴉が遠く離れた別の田に逃げ去ってしまった▼烏合の衆などと言うが、見張り役もいる。彼らなりの統制もある。人間を絶対に寄せ付けない。人間不信はなはだしいが、それが自然界に生きる掟なのだろう▼確かに鴉にとって人間は危険な存在だ。今では反省しているが、当の私もふざけ半分で河原に遊んでいる鴉に一石投じた覚えがある。知能指数も高い彼らのこと、すでに私を札付きの危険人物と見ているに違いない。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  袖ケ浦公園には現在およそ80匹の『地域猫』がいる。どのような猫たちをこう呼ぶのか。千葉県が作成した『地域ねこ活動に関するガイドライン』に…
  2. 「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」と言われ、現在も全国で多くの被害が報告されている特殊詐欺事件。千葉県警では、これらの詐欺がまず電話でコンタ…
  3.  市原特産といえば、今が旬の梨。養老川沿いの栄養豊かな土地で大事に育てられた「いちはら梨」は、大きくて歯ごたえの良いのが特徴です。これから…
  4.  6月16日、市原市少年相撲教室が開催され、豪栄道関、妙義龍関、佐田の海関はじめ境川部屋の力士たちが会場のゼットエー武道場を訪れた。朝稽古…

ピックアップ記事

  1.  袖ケ浦公園には現在およそ80匹の『地域猫』がいる。どのような猫たちをこう呼ぶのか。千葉県が作成した『地域ねこ活動に関するガイドライン』に…

イベント情報まとめ

  1. ◆サークル 国際交流・市原市オリンピック準備委員会 月2回 姉崎地区(海外と交信あり) 外国人と定期的に交流したい、その準備のために英語…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る