美味しい紅茶とお菓子を味わいながらアイリッシュハープコンサートを

 優しく繊細で心地良いアイリッシュハープの音色。その癒し効果は高く、音楽療法にも利用されているという。ストレス社会の現在、「癒されたい」と思う方は多いだろう。そんな皆さんにお勧めなアイリッシュハープのコンサートが10月19日(木)13時30分から、『紅茶の店 ホワイトコスモス』(市原市山田橋1の4の4)にて開催される。名店で提供される美味しい紅茶とお菓子をいただきながら、ゆったりした気分で『ハープ&ソング デュオめぐみどり』の弾き歌いの二重奏を堪能できる。
 更に、演奏終了後には6、7台用意されたハープを使っての体験教室も行われる(無料)。奏者のひとり市原市在住、齋藤恵さんは「ハープというとセレブとか高級感などイメージされる方もいらっしゃるかもしれませんが、大型のグランドハープと違い、アイリッシュハープは小型で持ち運びもしやすく置く場所も取らない生活に密着した親しみやすい楽器なんです。音もうるさくないし、弾いているとハープの振動が身体に伝わり心地良いんですよ。身近な存在、寄り添ってくれる楽器です。音色を心と身体で感じ、聴くのと弾くのは全く異なるものなので 、楽器に触れる体験もしていただけたら」と話す。ハープセラピーだけでなく、ハープを奏でることで指を動かし、脳の活性化に役立ち認知症予防にも効果があるとされる。シニアには試してみる価値があるかも。
 当日は休憩をはさんで、有名なアイルランド民謡『サリーガーデン』や来場者の皆さんも一緒に歌える『小さい秋』など季節の歌のメドレーなど、日本の曲と海外の曲を取り混ぜて10曲ほど演奏する。また、「毎回皆さんが喜んでくださるので、当日バースデーまたはバースデー月の方がいらっしゃれば、ハッピーバースデー♬をメロディーにのせてお贈りしています」と齋藤さん。
 これまで、結婚式場や老人施設、幼稚園や保育所、コミュニティセンター、市原市役所ロビー、国際芸術祭の会場にもなった市原市最古の木造校舎『内田未来楽校』等、様々な場で演奏をしてきた『めぐみどり』のお二人。11月には、やはりオファーを受けて山武郡横芝光町の寺院でコンサートを開催予定だ。今後もスケジュールが許す限りオファーを受け、ひとりでも多くの方にアイリッシュハープの魅力を知ってもらいたいと願っている。
 2010年度の興行収入邦画第1位となったジブリ映画『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌は、フランスの女性ハープ奏者・歌手セシル・コルベルのアイリッシュハープによる弾き歌いだ。この曲の大ヒットがアイリッシュハープのブームに火をつけたといわれている。でも、まだまだ演奏を聴く機会は少ない。ましてや楽器に触れられることなど滅多にないだろう。是非、今回のコンサートにお出かけしてみては。コンサートチケット料金1800円。※要予約。限定30席。

問合せ 齋藤さん
TEL 090・3238・5354

問合せ 紅茶の店 ホワイトコスモス
TEL 0436・42・3193

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