夏の最後の思い出は、落語とピザで決まり

 8月25日(土)、市原市根田にある西光寺で開催された『納涼~落語とピザ会』。午後3時半から開始された第1部の落語会に集ったのは地元の人々約30名。前座の滝川あまぐ鯉さんと二つ目の滝川鯉輪さんの2名が交互に2話ずつ落語を披露した。
 仏堂となる寄席に若手のあまぐ鯉さんが登場すると、四方から「可愛い!」の声。その熱気に開場は一気に笑いの渦に引き込まれていく。落語一門、また時代における作風についての説明など幅広い話題を挟みながらの会は約1時間半があっという間に過ぎていく。「都内まで行かないと、なかなか落語を聞ける機会はないので楽しかったです」と話す参加者。
 鯉輪さんが魅せた江戸落語では、蕎麦をすすって食べる音に会場から拍手喝さいが起こる場面もあった。なにより驚くのは、客席から気軽に声が飛ぶこと。噺家と客席の見事な掛け合いが何度も見られた。その後、第2部へ。副住職の吉弘一秀さんが自身の石窯で焼いたピザがふるまわれ、「笑って暑い夏に別れを告げられたらと思いって開催しました。前にも落語会は行いましたが、サンプラザ市原を利用しました。寺では初めての試みでしたが喜んでいただけて良かったです。これから季節ごとにできたらと考えています」と話した。自家製の生地に、集った中学生たちもチーズやバジル、ウィンナーを乗せてピザ作りに協力していた。

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