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ふるさと市原研究の会誌を発行
- 2018/1/19
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〈寄稿〉房総古代道研究会
市原を中心とした房総地方の地域歴史を調査・探求している『房総古代道研究会』では、平成29年12月、会誌2号『房総古代道研究(二)』を発刊しました。前年には研究会の発足5周年を記念して会誌1号を創刊しましたが、各方面から温情ある書評や励ましを頂きました。市原中央図書館の機関紙『こすもす』では「房総古代道研究会から待望の会誌が発刊された。国府や国分寺、更級日記から道路原標まで盛りだくさんの内容で、市原を知る本、市原研究の新たな道しるべとして期待される一冊です」と記載されています。
この「ふるさと市原を知る本」のコンセプトを掲げて2号も編集し、内容も専門書から史蹟案内的なものまで盛りだくさんです。例えば、次のような疑問に対するヒントや回答が散りばめられています。
①更級日記に登場する「いまたち」は市原のどこなの?
②市原に赴任してきた国司たちは東京湾をどのような船で渡ったの?
③まぼろしの上総国府を「ブラタモリ」的地形観察をしたら何がわかるの?
④県指定無形文化財の「柳楯神事」から見えてくるものは何?
⑤飯香岡八幡宮の生い立ちはどうなっているの?
⑥市原はどうして足利氏に関連する遺跡や文化財が多いの?
研究会では会誌2号(A4紙84ページ)を一冊700円で一般頒布しています。申し込みはFAXにて。なお、平成32年(2020年)には更級日記の作者・菅原孝標女が市原を旅立ってから千年紀を迎えます。会誌3号では「更級日記小特集」を企画します。各方面の寄稿を期待しています。
また同研究会はどなたでも自由に参加できるセミナーを隔月開催。1月13日には「ぺリー来航と上総市原郡の村々」「上総の須恵国造と馬と水陸交通」をテーマに行われました。次回は3月を予定、シティライフ情報欄でもお知らせします。詳しくはお問合せを。
TEL・FAX0436・23・1098