ハーブ王子のしあわせ健康レシピ

 隣の栗畑との境界線に、数本のお茶の樹が生垣として植わっています。その垣根を眺めながら、いつの日か自分自身の手で大好きな紅茶を作ってみたいという願望が膨らみ、その栗畑を所有している老御夫婦にお願いしてみたところ、いつでも好きなだけ葉を摘んでも良いと快くお返事を頂いたので、去年の春から念願の手作り紅茶にチャレンジしています。
生えて間もない若葉を摘んでしまうのはちょっぴり可哀想ですが、美味しい紅茶を作るため、先端の部分のまだ柔らかい茎の部分から一本一本手作業で摘み取っていきます。緑茶、ウーロン茶、紅茶は全てツバキ科の樹。その生葉を乾燥、発酵させる過程で緑茶、ウーロン茶、紅茶へと変化します。冬に収穫しておいたレモンを蜂蜜漬けにし、紅茶を注いだティーカップに入れてレモンティーとして頂くのが自分のお気に入り。
お茶の樹はガーデニングショップでもネットでも簡単に手に入りますので、是非紅茶作りにチャレンジしてみて下さい。自分で作ったお茶はきっと美味しい筈です。

●手作り紅茶・材料
お茶の樹の若葉300g程(用意出来るだけでOK)、平べったいザル、大きめのボウル、清潔なタオル1枚

●作り方
1.摘み取った若葉をなるべく重ならない様ザルの上に広げ、1日放置して葉をしならせる。
2. 1の葉をボウルに移し、少しずつ掌に取り、擦り合わせる様にしながら粘りが出るまで全体をしっかり揉んでいく(この間約30分から1時間程、色が緑から茶色に変化)。
3.水で濡らしたタオルを2のボウルの上に直接葉に触れない様に被せ、一晩寝かせて発酵を進める。
4.約120℃に温めたオーブンで15分程熱し、茶葉の発酵を止める。
5.仕上げの乾燥として4の茶葉を再度平べったいザルの上に重ならない様に並べ、風通しの良い日陰に1日程置いて乾燥させる。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1. 【写真】第1展示室  人々の暮らしを様々な面で支えている人工衛星。ロケットで打ち上げられた人工衛星は地球の周回軌道に投入さ…
  2. 【写真】教室の講師と子どもたち  JR浜野駅前と五井駅前でダンススタジオを経営する堀切徳彦さんは、ダンス仲間にはNALUの…
  3.  市原市不入の市原湖畔美術館にて、企画展『レイクサイドスペシフィック!─夏休みの美術館観察』が7月20日(土)に開幕する。同館は1995年竣…
  4. 【写真】長沼結子さん(中央)と信啓さん(右) 『ちょうなん西小カフェ』は、長生郡長南町の100年以上続いた小学校の廃校をリ…
  5.  沢沿いを歩いていたら、枯れ木にイヌセンボンタケがびっしりと出ていました。傘の大きさは1センチほどの小さなキノコです。イヌと名の付くものは人…
  6. 『道の駅グリーンファーム館山』は、館山市が掲げる地域振興策『食のまちづくり』の拠点施設として今年2月にオープン。温暖な気候と豊かな自然に恵…
  7.  睦沢町在住の風景写真家・清野彰さん写真展『自然の彩り&アートの世界』が、7月16日(火)~31日(水)、つるまい美術館(市原市鶴舞)にて開…
  8.  子育て中の悩みは尽きないものですが、漠然と考えている悩みでも、種類別にしてみると頭の整理ができて、少し楽になるかもしれません。まずは、悩み…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. 【写真】第1展示室  人々の暮らしを様々な面で支えている人工衛星。ロケットで打ち上げられた人工衛星は地球の周回軌道に投入さ…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る