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ハーブ王子のしあわせ健康レシピ
- 2019/10/4
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隣の栗畑との境界線に、数本のお茶の樹が生垣として植わっています。その垣根を眺めながら、いつの日か自分自身の手で大好きな紅茶を作ってみたいという願望が膨らみ、その栗畑を所有している老御夫婦にお願いしてみたところ、いつでも好きなだけ葉を摘んでも良いと快くお返事を頂いたので、去年の春から念願の手作り紅茶にチャレンジしています。
生えて間もない若葉を摘んでしまうのはちょっぴり可哀想ですが、美味しい紅茶を作るため、先端の部分のまだ柔らかい茎の部分から一本一本手作業で摘み取っていきます。緑茶、ウーロン茶、紅茶は全てツバキ科の樹。その生葉を乾燥、発酵させる過程で緑茶、ウーロン茶、紅茶へと変化します。冬に収穫しておいたレモンを蜂蜜漬けにし、紅茶を注いだティーカップに入れてレモンティーとして頂くのが自分のお気に入り。
お茶の樹はガーデニングショップでもネットでも簡単に手に入りますので、是非紅茶作りにチャレンジしてみて下さい。自分で作ったお茶はきっと美味しい筈です。
●手作り紅茶・材料
お茶の樹の若葉300g程(用意出来るだけでOK)、平べったいザル、大きめのボウル、清潔なタオル1枚
●作り方
1.摘み取った若葉をなるべく重ならない様ザルの上に広げ、1日放置して葉をしならせる。
2. 1の葉をボウルに移し、少しずつ掌に取り、擦り合わせる様にしながら粘りが出るまで全体をしっかり揉んでいく(この間約30分から1時間程、色が緑から茶色に変化)。
3.水で濡らしたタオルを2のボウルの上に直接葉に触れない様に被せ、一晩寝かせて発酵を進める。
4.約120℃に温めたオーブンで15分程熱し、茶葉の発酵を止める。
5.仕上げの乾燥として4の茶葉を再度平べったいザルの上に重ならない様に並べ、風通しの良い日陰に1日程置いて乾燥させる。