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私のひとり言 相川浩 ~ゴルフを思う~
- 2019/9/20
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- 市原市
「スマイルシンデレラ」渋野日向子選手が、42年ぶりに日本人メジャー優勝を遂げた全英オープン。パッと明るく爽やかなプレースタイルは多くの人に注目され続けることだろう。
以前、私が作成した「いちはらの郷土かるた」には、『変化あるゴルフの銀座日本一』という句がある。市原には、自然を活かした特徴的なゴルフコースが多く、それぞれ変化を持たせファンを魅了している。私のゴルフとの出合いは中学時代(1961年頃)。近くにゴルフ場ができ、キャディ不足との事から仲間と何度かバッグを担いだ。当時ゴルフは夢と思っていたが、会社に入るとゴルフの話題も多くなり職場のゴルフコンペも盛大になる。当時はテニスをしていたこともあり興味は薄かったが、仲間に加わろうと30代中頃に本の購入などから始めた。
その後、造成工事中のゴルフ場に二人の子供を連れて見に行った。大型重機が動き回るパワーを初めて間近にした思いから、このゴルフ場の会員となり(愛称「三喜会」、自然を愛しプレー出来る喜び・健康である喜び・快適な会話を交わす喜び)、30年近く多くの仲間と楽しむことが出来た。
また仕事でモロッコへの出張中、ゴルフの原点とも言える体験をした。INの10番ティーグランドに自分のボールを置き待ち、順番が来たのでグランドに上がったら、キャディから「OUTからの人が来られました」と声を掛けられ、その人が先に打つことになった。プレーした年配のフランス人ご夫婦は軽く会釈し、セルフカートを引きながら朝のウオーキングの様に通り過ぎて、非常に爽やかな印象だった。ゴルフは緑の中、老若男女健康の喜びと長く付き合える素晴らしい魅力あるスポーツであり、今でも楽しんでいる。
・相川浩:市原市出身。三井造船で定年まで勤め、退職直後の平成20年、自宅敷地にギャラリー・和更堂を設立。多くの郷土の芸術家と交流する。「更級日記千年紀の会」事務局担当。