宝物は3台のスクーターとオカメインコのピコちゃん

宝物は3台のスクーターとオカメインコのピコちゃん

8年前、埼玉県から勝浦市に移住してきた杉本はるみさん(51)。「海が大好きなのに海なし県に住んでいたので、とにかく海を身近に感じる所で暮らしたかった。イラストレーターの仕事をしているので、どんな場所でもやっていけると考え、勝浦に家を購入しました」と、笑顔で話す。
未だ、彼女にとって房総の海は魅力的で「海を見ては、あぁ、ここに引っ越してきてよかったと思うんですよ。埼玉にいる頃は、海はお金と時間をかけて来る場所だった。それが今は自分のテリトリーの中に海がある」と言い、特にお気に入りの場所は興津海岸。「都会のカフェで飲むどんなコーヒーよりも、興津の海を眺めながら飲むコーヒーは缶だって美味しい!」。昼は庭で土いじりをしたり、夜は仕事をして、「最高に星がキレイに見える。流星群もしっかり、いっぱい見ました」と、時に星空を眺める、勝浦の豊かな自然を満喫する日々。
そんな杉本さん、なんと50ccスクーター3台を所有している。「大好きな海の色」マリンブルーに塗り替えたり「勝浦カラー」のスクーター。車を持たない彼女の大切な足だ。「自転車以上、車未満の風を感じて走る楽しい乗り物。なくてはならない宝物、1日300キロ以上走ったこともあるんですよ」と愛しそうに3台を見つめる。
また、海に加え杉本さんが魅了されているのは里山の緑。以前、住んでいた場所は落葉樹が多く、冬でも緑が見られる山に和むそう。「本当に、毎日やりたいこと、行きたい所がたくさんあって、アッという間に1日が、1年が過ぎていく。こちらで暮らして数年は、房総を楽しむ側でした。でも、今は多くの人に勝浦を房総を楽しんでもらいたいと思うようになりました。勝浦の自然の豊かさなどについて、私が感じたことをまとめた小さな絵本を自費出版してみたい!」
いきいきと語る杉本さん。新聞や学習雑誌の仕事をしていたこともあるが、最近は勝浦市市野川の生産者や勝浦市、地域おこし協力隊の皆さんとの協同開発商品『イチノ米』のパッケージデザインの仕事に携わった。とことん明るく人懐こい彼女は、勝浦市に来て図書館や公民館でのアルバイトをしたこともあり、「新しい知り合いや友人も増えました。これからも楽しく情報交換したり、コミュニケーションをとっていきたい!」地元に溶け込もうと心がけている。
杉本さんと共に暮らすオカメインコのピコちゃん(2歳)も、彼女の宝物。ちなみに、その前に暮らしていたオカメインコは33年生きた「ギネス級」だとか。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  毎月第1・3月曜日に、市原市福祉会館で開催されているのは『障がい者のヨーガ教室』。13時半から14時50分まで、講師の小林正子さんとアシス…
  2.  上総国の豪族・上総広常(?~1183)は、鎌倉幕府設立の功労者として歴史に名が刻まれる。NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、広常が源頼…
  3.  茂原市谷本の住宅街で、工房・蔓gali(ツルガリ)を構える村越達也さんは、山葡萄(ぶどう)の籠バッグや財布を制作している。もとは旅行関係の…
  4.  大福山は市原市の最高峰。標高285mの山頂には日本武尊を祭った白鳥神社が鎮座し、東側の展望台からは北にスカイツリー、南には房総の山々が見渡…
  5.  サギの仲間のゴイサギ。目が赤く、頭部から背中にかけて灰青色、羽は灰色、腹部は白、足が黄色のずんぐりした可愛いサギである。幼鳥は全体が茶褐色…
  6.  現代の溢れる情報量の中、私達は様々な分野で物事を選択しています。日常の中で大なり小なり、必然的に繰り返される事柄の一つと言えるでしょう。こ…
  7.  8月、新型コロナウィルス禍を経て3年ぶりに第71回関東聾(ろう)学校野球大会が開催された。県立千葉聾学校野球部は優勝を目標に掲げるも、埼玉…
  8.  6月18日(土)、『天然ガスと茂原の未来』と題するシンポジウムが、茂原市で開催された。主催はもばら検定ガス博士実行委員会。『もばら検定ガス…
  9.  8月30日(火)~9月4日(日)、いすみ市大原文化センター2階(いすみ市大原7838)で、いすみ市在住の作家、松井美恵子さんが「コラージュ…
  10. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1.  毎月第1・3月曜日に、市原市福祉会館で開催されているのは『障がい者のヨーガ教室』。13時半から14時50分まで、講師の小林正子さんとアシス…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る