地域が元気になるまつり

 4月20日、『第2回もばらオロシティまつり』が開催され、小林にある茂原卸商業団地協同組合会館前は組合企業ほか多数の出店で賑わった。昭和52年、地域に密着した個性と活力あふれる企業集団を目指して開設、発展を続けてきた同組合による地域への還元を目的に、昨年から行われている。
 開始直後は迫力のある和太鼓の演奏がまつりの雰囲気を盛り上げた。皮製のキーホルダーやストラップへの刻印、カップケーキ型にぐるぐる巻いたタオルにビーズなどでデコレーションする手作り体験コーナーの他、本納ネギなど地元の食材を使った『茂バーガー』、七夕まつりにちなんだ茂原謹製スイーツもお目見え。 
 また、洗剤などの日用品を1000円で詰め放題、野菜や水産品、冷凍食品の格安販売といった家計に嬉しい企画も盛りだくさん。ソースを使った焼きパスタ、こだわりのくるみキャラメルアイスクリームなど、オリジナル食品を扱った店も多く立ち並び、昼時には特に大きな賑わいを見せた。
 子どもたちは金魚すくいにヨーヨー、ミニSL、エア遊具ふわふわやコミカルな大道芸に夢中。他にもマジック、ヨサコイなどでイベントは大盛り上がり。ご当地アイドル『ぐーがる』によるステージでは、最前列でアイドルと一緒になって踊るかわいい女児たちの姿に周りは思わず微笑んだ。
 事務局長、高野さんの一押しは午前、午後と2回に分けて行われた特売品販売。卵、ティッシュペーパー5組などが100円とあって長蛇の列ができた。そしてテレビやディズニーランドペアチケットなど豪華賞品が当たる大抽選会が行われ、閉幕。「家族で楽しめるので、昨年に引き続き来ました。いろいろと安いので気軽に来ることができます」と来場者。今後も地域から期待されるイベントとなりそうだ。

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