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光と影が織りなす幻想的な世界
- 2015/1/30
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サンドアート
皆さんはサンドアートパフォーマンスをご覧になったことはあるだろうか。サンドアートパフォーマンスの始まりは、1996年にベルギーで。まだ20年足らずの新しいアートだ。
サンドアートといえば砂絵であるが、バックライトでガラスの上の砂を照らし、オーバーヘッドでライブを中継し、次々と砂絵を描いて物語を展開させるサンドアートパフォーマンスグループ『SILT シルト』が、伊藤左千夫生誕150周年を記念して、昨年11月、山武市の成東文化会館のぎくプラザで、『野菊の墓』や家族の絆をテーマにした作品を披露した。
同グループは、リーダーの船本恵太さんによって結成された世界初の複数で行うサンドアートパフォーマンス。テレビ番組で夏目漱石の『心』をサンドアートで表現したり、『嵐フェス’13』では相葉雅紀さんにサンドアートを指導し、共にパフォーマンスをした映像が上映されるなど活躍中。
今回は『第9回山武市生涯学習振興大会』(山武市社会教育委員会)の記念イベントとして、山武市の教育・学術・文化の振興に関して功績が多大であった個人や団体の表彰式や子どもたちのダンス、少年海外派遣団研修に参加した中学生たちの発表後にサンドアートパフォーマンスは行われた。
スクリーンに映し出されるサンドアートに皆、感動した様子。パフォーマンス後は、会場から希望者がステージに上がり、船本さんたちにアドバイを受けながら体験を。椎名千収市長も体験し、SUNムシくんを描き、船本さんにほめられ嬉しそうだった。
来場者は「なかなかライブで見る機会がないサンドアートパフォーマンスを楽しめて良かった」、「一瞬の美しく、はかないアートだけに目が離せなかった」と話していた。