東日本大震災 復興を祈る歌声コンサート開催【茂原市】

 3月25日(金)、茂原市東部台文化会館でチャリティ『復興を祈る歌声コンサート』が開催される。出演の『音楽ボランティア たんぽぽの会』は、東日本大震災以来、被災地訪問11回、ロビーコンサート5回、ホール演奏会5回と、震災支援活動を続けてきたグループ。同じく出演の『音楽文化塾 赤い鳥』もこの11年間、『奥州鉄道唱歌』を歌いつつ東北の地理や歴史を学び、宮澤賢治や石川啄木も取り入れ、復興を願うプログラムで活動している。
 さらに今回のコンサートでは、300回超えの現地入りで復興支援ボランティアを続ける大里綜合管理株式会社代表取締役会長・野老真理子さんが『3・11東日本大震災について』を講演。大里綜合管理の社員で構成される『大里合唱団』も出演する。
 コンサートの企画・構成をする新村道子さんは、『赤い鳥』指揮者、『たんぽぽの会』発起人代表。今年の公演にも、石巻、浪江、富岡、楢葉、いわきで被災し茂原市内に移住した方を招待するという。「故郷を想いながら出演者と一緒に歌うコンサートです。ロビーでは、11年前のあの日からの新聞を毎月・1年間掲示し、月を追うごとに被害が複雑化、深刻化していくのが分かるようになっています。他にも11年間の3月11日の新聞や被災地の資料館のパンフも展示します。これからも私たちは『あの日を忘れない』活動を続けていきたいと考えています」と話す。
 コンサートは昼の部11時と夕の部15時の2回、チャリティ券は1000円。ただし、コロナ感染防止等で変更の場合もあり。詳しくは問合せを。

 

問合せ:新村さん
Tel.080・5439・9474

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ


今週のシティライフ掲載記事

  1.  市原市中高根にある鶴峯八幡宮は、鎌倉時代の建治三年(1277年)より続く由緒正しき神社である。「本宮大分県の宇佐八幡宮から御分霊を戴きお祀…
  2.  焚き火が恋しい季節になりました。私は週末の黄昏時、陽が落ち始める前から焚く準備を始めます。我が家の焚き火台は壊れて要らなくなった洗濯機のド…
  3.  光陰矢の如し、今年の掉尾(ちょうび)を飾る懐かしの映画は、「ウエスト・サイド物語」です。1961年(昭和36年)公開、監督はロバート・ワイ…
  4. 写真:《アニマリス・オルディス》2006年ⒸTheo Jansen  千葉県誕生から150周年を迎えた今年、千葉県立美術館…
  5. 【写真】各賞受賞作品の監督。前列左から2番目は映画祭実行委員長、後列左端は審査員のミヤザキさん。グランプリ受賞の全監督は前列左から3番目。 …
  6.  若い人がイチバン集まりたくなる街イチハラヘ! 未来に向けて動き出す「イチハラ」が、新しい「しあわせ」を発信する2024年の3日間、その各講…
  7.  キセキレイは、よく街中で見かけるハクセキレイの仲間ですが、個体数が少なくなっていることや、渓流や川原などの水辺を好んで生息しているため、ハ…
  8. 【写真】神明さん(左)と宗形さん  丸みのある可愛いフォルムから奏でられる心地よい音。それこそ、オカリナの最大の特徴である…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1.  市原市中高根にある鶴峯八幡宮は、鎌倉時代の建治三年(1277年)より続く由緒正しき神社である。「本宮大分県の宇佐八幡宮から御分霊を戴きお祀…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る